山賀です。TalkBackが選択して読み上げスイッチアクセスと1つのパッケージとなり Android Accessibility Suite というアプリになりました。機能の名前としてTalkBackは残っていて、有効にする手順はこれまでとかわりません。これに合わせてTalkBackの機能改善もありましたので下記に記載します。 TalkBack ver6.2 の改善点このリリースでは新しいフォーカスシステムが採用されています。これによりTalkBackはアプリや様々な画面でユーザを助けます。 1. 画面間を移動したときに以前のカーソルの位置を可能な限り記憶します。 2. 新しい画面を開いたとき、または前の画面に戻っても以前のカーソル位置が不明な場合、開いている画面内の最初の項目にカーソルが移ります。 3. グローバルコンテキストメニューやローカルコンテキストメニューのようなダイアログで、タイトルを読み上げた後に最初のタップ可能な項目にカーソルが移動します。 4. 上記3つのカーソルの動きはブラウザとウェッビューには適応されません。 5. 30個中10番目から20番目までを表示のような画面を縦にスクロールしたときの読み上げを廃止しました。これはしばしば間違えた情報を読み上げていたためです。TalkBackの設定→詳細度でこれまでのように読み上げさせることもできます。 6. 横スクロールの場合はこれまで通り読み上げます。7. Android TVでの軽微な不具合を修正しました。
山賀です。今回のTalkBackで新しく追加された新しいカーソルシステムとリストの数を読み上げなくなったことで文字入力に恩恵があったように思います。1つはこれまで入力のときに妨げとなっていた割り込みがほぼなくなったこと。そして入力の途中で予測変換の候補エリアにカーソルが移動するようになりました。字候補ボタンに触れなくても変換を始められ、フリックで選択してダブルタップで確定ができます。初めに読み上げた候補で確定したいときはそのままダブルタップでOKです。もちろんそのまま入力を続けても候補の読み上げに邪魔されることはありません。端末によってうまく機能しないこともあるかもしれませんが、個人的にはすごく助かっています。
> gqs。わしはgoogle日本語入力なんやけと変換の候補にはカーソルの移動はするんやろかの。betaテスターに登録は当然しとるけん新しいやつは落ちてくるけどそのフォーカスに行くのはまだ試したことないが