[bt-ml:00054] Re: Barcode-Talker for Windowsの公開について


2011/02/19 09:16:31

  浜松の秡川 (はらいかわ) です。

 お世話になっております。

 Barcode-Talker のシステムのほとんどを見てくれている西が、なかなか挨拶できなくてすみません。

 まず、ハンドスキャナの件は心配いりません。キーボードに見えます。


 Windows 版、1 日リリースが遅れてしまったのですが、もうすでに、開発担当者の西が、実験的なモジュールを組み込んでいます。

 Windows 版にはすでに QR コードのシールを作る機能が入っていて、別途手に入れるプリンタドライバをインストールするだけで動作するんです。

 ただ「できます」と言ってしまって、みなさんがプリンタをお買い求めに
なってから、うちでは動かなかった、などとなると申し訳ないので (お高い
ですから) 、ウェブではご案内をしませんでした。

 シールを作るには、

 ・Brother P-touch 9500PC
 ・Brother P-touch 9700PC
 ・Brother P-touch 9800PCN

のいずれかと、テープカートリッジの

 ・Brother TZ-M251 [マットテープ つや消し白地 黒文字 24mm幅 8m]

と、

http://www.brother.co.jp/dev/bpac/

からダウンロードする b-PAC「コンポーネント本体」が必要です (ドライバです) 。
Barcode-Talker 本体は、昨日公開したもののままで大丈夫です。

 P-touch 9700PC ですと \24,314 円が最安値みたいで、まだお高いですね。
もし、点字図書館や、点字サークル、視覚障碍者支援センターなど、経費が使えるところがありましたら、設定を手ほどきしますのでやってみませんか。
そのかわり、うまくいったときは他の方々のためにレポートをお願いしたいです。

 もし、つながって出てくるシールをハサミで切るのでもよければ、

 ・Brother P-touch 2430PC

も使えます (が、あまりおすすめしません。新しいのも出そうですし) 。

 これらが揃うと、バーコードをスキャンして、切手大のシールをどんどん
作れます。それが 10 円ラムネのようにつながって出てくる (ハーフカット
されていて、1 枚ずつはがせます) ので、商品を買ってきたら、片っ端から
スキャンして、シールを貼ってしまいます。

 作れるシールを読み取った内容は以下のようなものです。シールを作った
段階で文字情報になるため、らくらくホンには、とくに特殊なソフトを
インストールする必要はないですし、通話料もかかりません
(シールの読み取り自体は、Barcode-Talker が動かない、ベーシック II でもできます) 。

 ・SB
 ・ディナーカレー 中辛 レトルト
 ・2011年2月16日
 ・日持ち 24ヶ月
 ・お湯3分
 ・他のカレーが追い付けないほどの圧倒的なこだわり

 中に、「お湯3分」というのがありますが、これがテストで入力した調理法です。
調理法は、もとのデータベースにはありませんが、今後公開予定のソフトでだれかが入力すると全ユーザで共有されます。
シールを作る時点で調理法があれば、それも埋め込まれます。

 シールにする利点は、次の 3 つです。

 ・印刷ではなく商品に貼るものなので、触って位置がわかります。

 ・ふつうの文字情報なので、特別なソフトを必要とせずに読み取れます。

 ・シールを作った日付が記録されます。買い物から帰ってきて、ヘルパー
  さんとシールを作れば、購入日と日持ちの情報でおおよその賞味期限が  わかる仕掛けです。

 来年の夏、棚から上の商品を見つけたとします。購入日は、2011 年 2 月、
日持ちは 24 ヵ月ですから、まだ余裕で食べられます。

 さらにこれを先日アップデートした Barcode-Talker for らくらくホンで読ませると、
電話帳ボタンでネットに接続して、バーコードそのものを読み取ったときと同じく、すべての情報を再取得できます。




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