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「カローラ」シリーズのマイナーチェンジで変わったこととは?

「カローラ」シリーズがマイナーチェンジを実施

トヨタ自動車のロングセラーカー「カローラ」シリーズが、10月11日に一部改良(マイナーチェンジ)を実施した。

セダンタイプの「アクシオ」、ステーションワゴンの「フィールダー」共に、衝突する危険性を察知した場合には自動ブレーキが作動する安全運転支援技術「トヨタセーフティセンスC」を全車標準装備化。アクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー(パーキング・サポート・ブレーキ)」を新たに設定するとともに、内外装の意匠変更を行った。従来は特別仕様車だった「W×B(ダブル・バイ・ビー)」をカタロググレードとしたことなども主な変更点となる。

現行型カローラシリーズは2012年5月に登場した11代目だ。2015年3月にデザインの一新や燃費の向上とともに、安全装備の充実などの大規模な改良を加えていたが、今回もさらに商品内容を充実させた。

中国仕様のカローラセダン

一方、来年(2018年)夏あるいは初秋をメドに、アクシオも含めた国内カローラシリーズが、12代目(アクシオというペットネームがついてからは3代目)へと刷新するのではないかというスクープ情報が、自動車業界内で飛び交っている。この情報を基にすると、現行モデル登場から5年が経過し、フルモデルチェンジ(全面改良)をおよそ1年先に控えつつの、ビッグマイナーチェンジには意外感もあるが、当初予定よりも開発が延びているという話もある。

その裏側にあるのが、次期12代目で施されるのがうわさされる「激変」だ。12代目は国内カローラシリーズ初となる3ナンバーボディになるのが濃厚だというのだ。


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