会社がつらい、辞めたい……。そう思う人は、仕事そのものというより、職場の人間関係で行き詰まっていることも多いかもしれません。
自分自身に原因があるとは限りません。会社のあちこちに生息する「困ったおじさん、おばさん」に追い詰められていることも。
そんな恐るべき現場を数多く見てきたのが、元外資系OLでコラムニストのずんずんさん。この連載では、そんな彼らの生態を解き明かし、対策も考えていきます。
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社会人になってはや幾年……学生時代なんて遠い昔の思い出……と言いたいところですが、
おやおや??おかしいな??
なんでこの人、ずっと学生時代の話をしているの?
そんな人、いませんか??口を開けば、
え??なに??大学受験の時の模試の点数?
センター試験の点数??高校の時の運動会の話?!(今さら!?)
社会人になってなんでそんな話をするの?と困惑していると、いつのまにかにおじさんたちが集まって、同じような話をして盛り上がっている。そして自分は、気づくと独りぼっち……そんな経験はありませんか?
そのおじさんたちは、もしかしたら、学閥おじさんかもしれません。
今回は、困ったおじさん、エントリーナンバー2番、
「学閥おじさん」
について取り上げていきます。
出身校を過剰にアッピールする人たち
学閥おじさんとは、出身校を過剰にアッピールするおじさんです。
アッピールするだけならいいのですが、このおじさんは、同じ出身校同士でやたら集まり、派閥を組み、ときに集団で圧力をかけてくるやっかいなおじさんです。
この学閥おじさんたちは、それぞれの学閥ごとの個性を持っており、そのノリについていけない学閥以外の者たちはゆっくりと、中心から外されてしまうのです……。
そんなおじさんたちに気づかない間にハブられて、辛酸をなめたことはありませんか?
私の友人Iさんも、そんな辛酸をぺろぺろなめた1人でした。
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