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 ビジネスマンのなかには、自分用と会社用という2台のスマホを毎日持ち歩いている人は多い。しかし、ほぼ同じ機能を備えたスマホを2台持つメリットは少なく、「重くてかさばる」と嘆いている人は少なくないだろう。

 そういった人にオススメしたいのが、SIMフリーで利用できる超小型携帯電話「NichePhone-S」(フューチャーモデル、税込み1万780円)だ。

 このNichePhone-S、そのサイズ感やSIMフリーという特徴以外に、テザリング機能を備えているのが大きな特徴。スマホを2台持ちしていて「片方はシンプルで小型なモデルがいい」という人や、「日常的にタブレット端末を持っているので、もう一台は通話とテザリングだけできればいい」という人などにおすすめの製品といえる。実際、クラウドファンディングサイト「Makuake」では1800万円を超える支援を集めたほどで、多くのニーズがあるのは確実だ。

 見た目や機能はシンプルながらもその注目度は高い製品といえるわけだが、実際の使い勝手はどんなものなのか。隅々までチェックしてみた。

フューチャーモデルの携帯電話「NichePhone-S」。カラーはブラック/ホワイトの2色から選べる。11月発売予定で、価格は1万780円(税込)
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■変更履歴
発売予定時期を「10月」から「11月」に変更しました。 [2017/10/16 14:00]

メールやウェブ閲覧はできないが……

 格安スマホでもひと通りの機能を備えている昨今だが、NichePhone-Sは機能を限定したSIMフリー携帯電話となる。基本となる「通話」と「SMS(ショートメッセージ)」は利用できるものの、インターネット関連のサービスは非対応。一般的なメールの使用やWebの閲覧などはほぼ利用できない。

 そのなかで、唯一使えるのが最大の機能でもあるテザリング。こういった特徴を踏まえると、NichePhone-Sは携帯電話というよりも「モバイルルーターに通話機能を付けた製品」といったほうがイメージは近いかもしれない。

 サイズはとても小さく、非常に持ち運びやすいのが大きな特徴だ。クレジットカードとほぼ同じで、厚さも6.5mmと非常に薄い。重さも38gと軽いので、胸ポケットなどにも気軽に入れられる。

NichePhone-S(左)と一般的なカード(右)の比較。ほぼ同じぐらいのサイズで、わずかにNichePhone-Sのほうが小さい
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非常に薄いので、シャツの胸ポケットにも違和感なく入れられる。ズボンのポケットはもちろん、場合によっては財布にも入れられるほどだ
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 画面はモノクロの0.96型有機EL画面を搭載。しかし、画面タッチでの操作には対応しないため、デザイン的に番号ボタンといくつかの機能ボタンを備えるなど、昔の携帯電話に近い構成となっている。

 デジタルガジェットっぽい尖った感じはなく、全体的に丸みを帯びたカジュアルなデザイン。「現代風の携帯電話」といえる雰囲気だ。そのサイズ感と相まって、何も知らなければ「電卓?」と思ってしまう人もいるだろう。

 そのほか、OSにはAndroid 4.2を採用している点も興味深い。現状こそ機能を絞っているが、場合によってはOSのバージョンアップなどで機能が追加できそうな点は、今後の可能性を感じる。有機ELといいAndroid OSといい、気づきにくい部分で現代的な技術が使われている。

メイン画面には、時刻や日付、電波状況、バッテリー残量などを表示。画面の明るさを変更する手段はないが、有機ELを採用しているため視認性はなかなかいい
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細かい点だが、ストラップホールを備えているのもうれしいポイント。サイズが小さいと落としやすいだけに、この対応は好感が持てた
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