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 文部科学省は、大学入試センター試験に代わる大学入学共通テストで「情報」を出題の教科に加える検討を始めた。林芳正文科相が17日、成長戦略を作る政府の未来投資会議で表明した。新しい高校の学習指導要領で情報が必修となることを受け、2024年度のテストから実施を目指すという。

 22年度から実施される新指導要領では、プログラミングや情報セキュリティーの基礎などを学ぶ「情報?」が必修化される。情報モラル教育に加え、情報の信頼性や信憑性(しんぴょうせい)を見極める能力の育成をめざす。17日の会議では民間議員が「大学入試で情報の試験の必須化」を求めたのに対し、林氏は「共通テストの科目として、各大学の判断で活用できるようにする」方針を示した。安倍晋三首相も「国語、数学、英語のような基礎的科目」として追加するよう求めた。文科省はコンピューターを使う方式のテストも検討するという。

 共通テストは20年度から始まるが、新指導要領に対応するため、24年度に再び大きく変わる。文科省は21年度に、実施方針を公表する予定だ。(増谷文生)



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