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【NQNロンドン】15日午前のロンドン外国為替市場で、円の対ドル相場は高値圏で小動き。英国時間11時半時点では、前日14日の16時時点に比べ50銭円高・ドル安の1ドル=112円10?20銭で推移している。米税制改革法案への不透明感から、円買い・ドル売りが優勢。ただ、ロンドン市場に入ってからは、112円台前半の円高水準圏の狭い範囲で推移している。英ポンドは対ドルで小幅ながらも下落に転じている。欧州連合(EU)は15日に開いた首脳会議で、英国のEU離脱を巡る通商協議を2018年から始めることを承認した。

英株価指数FTSE100種総合株価指数は同11時半時点で、前日終値に比べ0.01%高と小動きで推移している。鉱業株とたばこ株の上げが指数を押し上げる一方で、銀行株の下げが上値を抑えている。個別では、航空機エンジンのロールス・ロイスの上げが目立つ。一方で、医療のメディクリニック・インターナショナルは売られている。

欧州各国の主要株式相場は総じて下落している。ドイツ株式指数(DAX)は0.25%、フランスのCAC40は0.37%、それぞれ下落している。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル63.39ドル付近で小幅高。ドル安を背景に、ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1257.67ドル前後で上昇。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は下落している。



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