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【NQNロンドン】21日のロンドン外国為替市場で円相場は反落した。英国時間16時時点では、前週末18日の同時点と比べて50銭円安・ドル高の1ドル=111円10?20銭だった。米中の貿易摩擦をめぐる懸念が後退し、円売り・ドル買いが広がった。午後遅くには円の下げ幅はやや縮まった。

円の対ユーロ相場も反落した。同40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=130円60?70銭だった。

ユーロは対ドルで続落した。同16時時点に比べ0.0020ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1750?60ドルだった。イタリア政局の不安や財政懸念から、ユーロは売られたが、午後には下げ渋った。

英ポンドは対ドルで続落した。同0.0060ドルのポンド安・ドル高の1ポンド=1.3410?20ドルだった。米中貿易摩擦の懸念後退によるドル買いに加え、今週相次ぎ発表される英経済指標を控えて、ポンド売りが優勢だった。午前に一時は1.3397ドル付近と2017年12月下旬以来、約5カ月ぶりのポンド安水準を付けたが、その後一部買い戻された。



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