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日本鉄鋼連盟(鉄連)は22日、2月の粗鋼生産量が前年同月比0.5%減の829万6千トンだったと発表した。4カ月ぶりに前年実績を下回ったが、都市再開発や自動車向けの需要は底堅い。鉄連は「今後も回復基調が続く」としている。

炉別では高炉でつくる「転炉鋼」が1.2%減の624万6千トン。建設向けの普通鋼や自動車向けの特殊鋼が主力の「電炉鋼」が1.5%増の205万トンだった。転炉鋼は10カ月連続で減少したが、マイナス幅は徐々に縮小している。電炉鋼は国内需要が堅調で、17カ月連続の増加となった。

1日あたりの粗鋼生産量は29万6千トンで1月に比べ1.8%増えた。



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