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積水ハウスは22日、4月26日付で社外取締役を2人から3人に増やす人事を発表した。同日の株主総会で選任し、正式に決める。社外からの執行への監督の目を強め、コーポレート・ガバナンス(企業統治)の強化につなげる。

取締役の人数は11人で変えない。和田勇前会長と伊久哲夫副社長が退任し、新たに社外からニフコ執行役員の吉丸由紀子氏らが加わる。女性取締役は20年ぶり。監査役も社外が1人増え、社外4人、社内2人の体制となる。

積水ハウスは1月の取締役会で和田氏と阿部俊則社長(当時)が東京・五反田のマンション用地詐欺事件を受けた責任問題などで衝突。互いの解職動議が出た。2月に会長となった阿部氏はガバナンス強化を優先課題に掲げている。



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