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東京カンテイ（東京・品川）が22日発表した2月の中古マンションの希望売り出し価格（70平方メートル換算）は、首都圏の平均が3598万円と1月から横ばいだった。需要が盛り上がる3月を前に強気の売り手が目立つ一方、購入検討者は様子見姿勢が強い。

東京都が0.2%安、神奈川県が0.3%高と小幅な値動きが目立った。東京カンテイの高橋雅之主任研究員は「取引が盛り上がりに欠けるため、3月以降は値引きをする住戸が増えそう」と指摘する。千葉県は売り出される住戸の平均築年数がやや古くなった影響もあり1.0%下落した。

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