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 中国外務省の華春瑩副報道局長は22日の記者会見で、米政府高官が台湾を訪問したとして「米側にはいかなる形式であれ、台湾と公式に往来し、関係を強化することをやめるよう促す」と述べ、強く反発した。

 台湾メディアによると、米国務省のウォン副次官補が20〜22日に台湾を訪問し、蔡英文総統とイベントに出席するなどした。米国で台湾と閣僚らの相互訪問を促進して関係強化を図る法律が16日に成立して以降、初の高官の訪台としている。

 華氏は会見で「台湾問題は中国の核心的利益であり、(中台は不可分の領土とする)『一つの中国』原則は中米関係の政治的基礎だ」と表明。「適切に問題を処理し、中米関係と台湾海峡の平和と安定を損なわないよう求める」と強調した。(共同)



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