ここではドキュメントトーカーIMEのテンキー方式での文字入力について解説します。キーは横に4個、縦に5個の計20個から構成されています。下の1行と右の1列を除いた12個が電話の数字キーと同じ配置になっています。この12個が文字キーになり、残りのキーで変換や編集などを行います。使用できる入力方法はマルチタップ入力 → 同じキーを1本指で数回タップドラッグ入力 → キーから少し4方向に指をずらして指を離すフリック入力 → キーを4方向にはじき飛ばすの3種類です。iOSのようなスプリットタップ、ラクラクスマートホンのようなキーを押し込む入力はサポートしていません。マルチタップは性格に同じキーを素早く押す必要があるため、おすすめの入力ではありません。練習は必要ですが、残りの方法のほうが結果的に素早く入力ができます。各キーに割り当てられている文字や機能は、指をキーから少しずらすドラッグで確認ができます。以降は文字キー以外のキーについて取り上げます。※便宜上ドラッグと記載しますが、フリックでも同様の操作ができます。 1. モード変更キーキーボードの一番左下にあります。このキーを操作することでひらがな 英字 数字を切り替えます。切替は左 上 右へのドラッグでも可能です。また下にドラッグすることで音声入力が開始します。 2. 文字変換キー日本語ではま、アルファベットではpの下にあります。直前に入力した1文字をカタカナ 小文字 濁音 半濁音 大文字に変換します。 3. 削除キーキーボードの一番右上にあります。カーソルの左側の文字を削除します。左にドラッグで行頭までの削除が可能です。 5. 通常読み上げキー下の段の左から2番目(モード変更キーの右)にあります。現在カーソルのある行の内容を読み上げます。左にドラッグで1文字ずつ詳細読みします。カーソルを動かすことなく入力内容の確認ができて便利です。 5. 選択キーキーボードの右列の中央(削除キーの2つ下)にあります。入力した文字を予測変換します。下にドラッグで通常の変換を実行します。変換候補は1本指の横スワイプで確認し、ダブルタップで確定できます。候補はキーボード上部にも表示されるため、ここをなぞってダブルタップで確定することも可能です。 6. 記号一覧キー(記号英字切替キー)キーボードの右の列の上から2番目(削除キーの下)にあります。日本語では半角記号 全角記号 顔文字 各種絵文字を変換候補に表示します。記号の切り替えは上 右 下へのドラッグでもできます。英字では英数と数字記号を切り替えます。また左にドラッグでqwert配列(パソコン配列)のキーボードを選択できます。 7. 左矢印キー・右矢印キーキーボードの右下にあります。1文字ずつカーソルを移動する他左にドラッグ → 行頭(左矢印キー)右にドラッグ → 行末(右矢印キー)上にドラッグ → 文頭下にドラッグ → 文末に移動します。