[android:05448] 簡単なレビューです。


2019/11/07 14:22:09

Xperia5を買うと言っておきながら…ども、キクミヤタカアです。

11月3日に今まで使っていたXperiaXZpremiumROSSOとお別れし、2019夏モデルのフラッグシップ筆頭のデバイス「GalaxyS10PLUS」を購入しました。
キャリアショップでの購入は今までとちょっと違い、端末代金とプラン料金が完全に分離されてしまったので、単に端末を変えたいならオンラインやAmazonで買ってSIMを差し替える方が安く済むのですが、いかんせん視覚障碍者な私はスタッフの恩情に期待しショップで一括支払いで購入。
以前使っていた端末は、同じメーカーの乗り換えではないので買取の価格が驚くほど安い…・ここは今後考え物かもw。
ドコモのポイントと買取価格をプラスし、約21000円安くなり、そのお値段はなんと、88600円(表面のガラスコーティング代金含む)でした。

能書きはこのまでにしてレビューです。

◎外観

画面は6.4インチのベゼルレス(縁なし)のディスプレーで、画面の情報に画面を切り抜くようにカメラのれん酢が二つ付いてます。こういうのを「ノッチ」というらしいです。

端末情報にはスピーカー穴、端末右側は電源キーが一つ、端末左側には音量ボタンとBIG3というオプションが付けられるボタンが付いてます。
端末下は、イヤホン端子とUSBTypeCの充電端子、受話口とスピーカー兼用の穴が付いてます。

◎性能など

まず、標準で音声合成エンジンが搭載されてます。電源入れたら、即音量ボタンの+-を同時に3秒以上押していると喋り始めます。この点は「買い」なのですが、…後述

設定にGalaxy独自の機能で「ナイトモード」があり、設定するとほとんどのアプリが色反転表示になり、弱視の方でも見やすくできます。無論、フォントサイズも変更可能ですし、拡大鏡などの補助機能も標準で装備してます。

ある程度端末の設定を終えた後からなら複雑なメニューを簡単にできる「かんたんモード」もあります。

音量やバイブの強さにはとても驚きました。今までXperiaを使っていて、音量が大きいのが魅力と感じていましたが、Galaxyはそれよりも大きいボリュームでびっくりしてしまいました。心臓の弱い方なら音量を控えめに設定すべきかもしれません。

見える人限定ですが、画面は標準でFHD+の縦長ですが、4K解像度にも変更可能で、有機ELで黒がとってもきれいですし、発熱が驚くほど無かったです。文字もきれいに表示されますし、ブルーライトカット機能も使えるので目にも優しいです。タッチ感度はむしろ強すぎる傾向がありますので、ちょっと慣れが必要かもです。

CPUは2019年で2番目に優秀なスナドラ855採用で、メモリーが8GB、内部ストレージが128GBなので動作・容量ともに余裕のスペックで、トークバックなどの動作もまったくレス無しです。(この辺の操作感は人によるので)

OSはAndroid9ですが、海外モデルではすでにAndroid10β版が配信されているので日本にも来年の春ごろに登場するかもです。まぁ端末の標準でナイトモード装備なので慌てなくても問題ないですけど。MLのユーザー様方はPixel3または3Aを使っているので「ダークモード」が使えるのが利点ですかね。


◎メリット

画面が大きいので情報量が多いです。性能がバツグンなので操作にストレスがありません。BIG3ボタンにEnvisionAIを割り当てれば必要な時にすぐに文字認識が使えて便利です。顔認証と指紋認証が併用できるのでセキュリティーを向上させつつ簡単に端末へのアクセスが可能です。

指紋認証や顔認証は、音声読み上げを使いながらセットアップ可能なので、ちょっと頑張れば目が見えなくても大丈夫かとw

なんといっても「イヤホン端子」ですよね。フラッグシップ端末のほぼすべてがイヤホン端子を削除してしまったのですが、夏モデルとはいえ性能的に同等であるS10シリーズは付いてます。ここでこの端末に決めたといってもいいくらいです。

音楽がとてもすんばらしいです。ドルビーアトモスに対応しており、動画だけでなく音楽も端末のスピーカーで聞いても音に深みを感じます。無論ハイレゾ対応です。


◎デメリット

ここからはちょっときついコメントになります。Galaxyファンの方はごめんなさい。

まず、標準の読み上げエンジンが全く使えないレベルのしょぼさです。レスポンスが悪く、早く動いたり急にもたついたりと本当に使いづらい。(アップデートしたけど変わらず)さらに、日本語への変換が誤変換が多すぎて何を言っているのかわからないことが多かったです。セットアップがある程度済んだあとに私はこの機能をOFFにしました。

この読み上げエンジンの唯一の利点を挙げるならば、ぎゃらくしのIMEに標準に対応しているので、上記の弱点をあえて我慢できるなら、追加のIMEは不要になります。

エッジスクリーンが視覚障碍者にとってくそかもです。

これは私の使用感なので一概に言えませんが、
手が大きい(太っている)人で片手持ちで操作する際に親指の付け根がエッジに触れてしまい、誤操作や音声読み上げ時の挙動不審によるもたつきが発生します。
両手で使うにしても、持ち方を考えないとエッジに指が当たるので誤操作の連続状態に陥ります。リングやスマホバンパーを使う必要があるかもです。

画面内指紋認証が覚えるまで大変かもです。
光学式の指紋認証な端末は物理的に指紋認証が分かれているので、そこに指を添えるだけでOKなのですが、画面内超音波式指紋認証では画面の下の方に添えてみて、バイブの反応で位置を確認するといった工夫が必要です。
基本USBTypeCの端子の直上なので何度かやればなれるかもwこの辺はPINコードでロック解除する方が視覚障碍者的なんでしょうね。
あと、顔認証はもうちょっと使い込まないとなんとも言えませんが、とても速いときと認識してくれない時があって信用性はちょっと落ちます。過去のgalaxyの記事を探すと、何度か認証の取り直しをすると改善とありましたが、S10では削除しかなく取り直しとか重ねどりができないようです。


◎私の現状

最後に上記問題点に対し、私が行った工夫をちょっと公開

?@accessibilitySuiteを導入し、Google音声合成エンジンに変更、IMEはGoogle日本語入力にチェンジ指な

これに変えたとたん使いやすく誤変換が少なくなりました。やはり、Androidの生みの親で作られただけあって、独自UIのgalaxyでも基幹はAndoroidなので親和性が高いですよね。

?Aエッジキャンセラーの導入。

上記に触れたとおりベゼルレスなスクリーンは御タッチが頻発します。ケースをアルミやTPUバンパーにして、強制的に額縁を作るという力業もありなんでしょうけど、ただでさえポケットに入りにくい端末なので、この方法は避けようと考えたのですが、もしかして過去にも私のように誤タッチに悩んだ人がいるかもと思い、ググってみたところありました。ソフトウェア的にエッジ部分にフィルタを掛けて反応しないようにするアプリです。

あぁ…皆さんからは「なんて泡沫点灯な」というお言葉聞こえそう。折角の全画面なのに、わざわざ解像度を削って画面を小さくする行為をするなんてめっちゃナンセンスな事しました。

でも、端末を大きくすることなく、エッジの誤タッチを防ぐには最適化と思います。解像度を削るといっても上下で20Pixelほどです。本当に縁の部分だけなんですよ。それだけで快適操作になりました。RAMにゆとりがあるので常駐していてもレスポンスに影響がないですしね。

BIG3ボタンにEnvisionAIを登録することで、簡単に文字認識の操作ができるようになりました。普通の人ならAssistantやカメラを登録なんでしょうね。

画面は当然ナイトモードにしてあり、BrowserはGalaxyの搭載Browserなのでインターネットで検索してもちゃんと色反転状態で表示されます。Playストアも同様に見やすいですよ。


◎まとめ

長々と書きましたが、私にとって性能も優先されるお高い買い物なので端末選びに大変苦戦しました。
まぁPixel3・3Aを買えばよかったのですが、最新を使いたい気持ちとドコモではPixelは販売しても設定はしてくれませんし、Pixel4に至っては販売もしないので選択肢から外れました。
XperiaはOneがドコモでは発売終了となり在庫が無く、5は音が悪いというレビューを多数聞いたのと、手に持った感じで心もとなくかんじていしまいイヤホン端子も無いので諦めました。
SHARPのAQUOSR3もよい候補だったのですが、友達に先を越されてしまい同じ端末を持ちたくなかったのと(おい)、構造的に音が大きくならない不具合があるとレビューで見ました。
これが無ければ買ってたかもです。

皆さんはそれぞれご自分の使用にあった製品を選ばれるのでしょうが、私の使用感や、視覚障碍者がチャレンジした、最新の端末の特徴レビューを読んで今後の購入の参考になればいいと思います。
ではでは






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