品川です。梶原さん、先週はお疲れさまでした。Pixel、ホリデーシーズンなのでセールをしてくれればよいのですが、半導体不足の影響なのか、Googleのブラックフライデーセールの内容はいまいちですね。ところで、Dolphin EasyReaderアプリを試してみて気付いたことを紹介してみます。・シネマデイジーのステレオ再生、ノーマル速度ではステレオ再生できるものの、速度を変更するとモノラルに。そしてノイズがかなり入ります。・テキストデイジー、音声デイジー、どちらも再生できて、速度調整は可能。ただし、私が試したのは高知システムのマイブックでダウンロードしたタイトル、そのフォルダをzip圧縮してアプリに取り込みました。ところが、ブラウザでサピエにアクセスし、ダウンロードしたタイトルを展開してからzip圧縮、このファイルを取り込むと中身がないと言われてしまい取り込めませんでした。このファイルはPixel本体にコピーしてから取り込もうとしてもだめ、OneDriveから取り込もうとしてもだめでした。・iOS版ではデイジーファイルの取り込み方法がわからないと書きましたが、たとえばOneDriveなど、他のアプリからの共有機能を利用すれば取り込むことはできました。そして不思議なことに、上記のファイル、ブラウザでサピエからダウンロードしたファイルを展開してからzip圧縮したもの、Android版では中身がないと言われたのに、iOS版ではあっさりと取り込んで再生できてしまいました。・Amazon Fire タブレットのアプリストアでもDolphin Easy readerはリリースされています。無料のアプリです。Pixelで取り込んで再生できたファイルは、Fireタブレットでも無事に再生できました。Fire OS用のスクリーンリーダーであるVoiceViewは日本語TTSだとレスポンスが遅いですが、弱視者がデイジー図書で読書するデバイスとしてはリーズナブルな価格帯なのでよい選択肢になるかもしれません。Fire OSはAndroid OSみたいなものなので、Dolphin EasyReaderのAndroid版みたいな操作性です。さて、サピエでは来年の春からダウンロードしたファイルの形式はexeからzipに変更されるという話ですね。もしかするとiOS版であればブラウザでファイルをダウンロードして、Dolphin EasyReaderにそのまま取り込めるようになるのかもしれないなぁと期待が持てます。Android版、Fire OS版でもそうなってほしいので、何が問題なのか、もう少し試してみます。そもそもDolphin EasyReaderはBookshareなど、世界各国の読みに困難のある人向けのライブラリサービスを直接利用できるようになっているので、アカウントを持っているユーザにとっては便利なアプリだと思います。そのライブラリの一つとしてサピエが登録されれば、ユーザとしてはもっともうれしいことなんですよね。