こんばんは。藤川です。 テキスト読み上げに適したAndroidアプリというのは、なかなかないですね。 afancheは、あまり長くない文書をページめくりしながら通読したり、前後に移動して内容を確認したりするのには適していますが、小説のような長文となると、いちいちページをめくるのは面倒かもしれません。しおり機能もありませんから、前回の続きを読むにはダウンボタンを連打する事になります。 以前よく使っていたアプリで「青空司書」というのがあって、名前の通り青空文庫を読むためのものですが、TTSがあれば音声でも読んでくれます。 このアプリ、一度TalkbackなどでTTSを設定したことのあるラクスマだと、ラクスマオリジナルのスクリーンリーダーで操作しつつ、TTSの音声で小説やテキストファイルを聴くことができます。 NEXUS5では、読み上げ中の音声にかき消されて音声ガイドが聞こえないため、少々苦労しますが、「読み上げ」と「読み上げ停止」のボタンの位置さえ覚えておけば使えます。 便利に使うには、ローカルストレージにShiftJISのテキストファイルを入れておき、ファイルマネージャーを起動して目的のファイルを選択し、アプリ選択画面から「青空司書に登録」を選び、書名以外の項目を任意で記入し、形式を普通のテキストファイルとして登録します。こうしておけば、ファイルが一覧に表示され、前回読んだ位置も記憶してくれるようになります。 「読み上げ」ボタンは、ファイルを開いた状態でメニューボタンを押し、下から2段目の右端、「読み上げ停止」は同じく下から2段目の左端です。 読み上げボタンは音声ガイドを聞きながら押せますが、停止ボタンは運がよければ聞こえるといった具合なので、何度か練習して覚えておいた方がいいと思います。 少々面倒ではありますが、今のところ、テキストファイルを連続読みさせる、次回は前回の続きからすぐ読み始める、という目的は何とか満たせるのではないかと思います。