山賀です。表題に関連してTalkBackも13.1に更新されました。Android ユーザー補助設定ツール - Google Play のアプリhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.marvin.talkback&hl=ja&gl=US&pli=1プレイストアには一部の点字ディスプレーでのジェスチャーの不具合を修正しました、とありますが、更新後にはこれ以外の情報も表示されました。この情報はTalkBackの設定→TalkBackの新機能からも確認できます。以下その抜粋とコメントです。 1. 読み上げコントロールのアクション読み上げコントロールで、コピー、貼り付けなどの編集操作を選択できます。読み上げコントロールが [操作] に設定されている場合、上または下にスワイプして操作を選択してからダブルタップすると、有効になります。操作が利用可能な状態で項目に移動すると、読み上げコントロールはデフォルトで [操作] に設定されます。操作は、ホーム画面、メール メッセージのリストに加え、他のアプリでも表示されます。 2. 編集機能の改善新しいジェスチャーですばやく入力(Android 13 以降のみ)入力の際、1 本の指を画面に置いたまま、画面キーボード上で指をドラッグします。キーを選択するには、別の指でタップします。文字と文字の間で画面から指を離す必要はありません。スペルチェック単語の入力後にスペル候補が読み上げられるようになりました。スペルミスのある単語を探すには、読み上げコントロールのスペルチェックを選択します。提案通りに修正するには、TalkBack メニューに移動するか、読み上げコントロールのアクションに移動してください。 3. 音量ボタンの変更TalkBack の音量を調整するには、1 本の指を画面に置いたまま、いずれか一方の音量ボタンを押します。メディア、通話、通知の音量を調整するには、もう一方の音量ボタンを押します。また、特定のアプリで音量ボタンを使用することもできます。たとえば、音量ボタンを押してカメラアプリで写真を撮ることができます。 4. 移動の改善リストやグリッドなど、コンテナを終了するには、4 本の指で左または右にスワイプします。また、読み上げコントロールに [コンテナ] を追加することもできます。 5. 点字の改善利用できる点字言語が増えました。また、USB で特定の点字ディスプレイに接続することもできます。点字ディスプレイを点字端末モードまたは USB モードにしてから、ディスプレイを接続します。最初に、TalkBack の設定 > [点字ディスプレイ] に移動します。3.の音量変更、説明がわかりにくいのですが、TalkBackの音量は画面に指を1本置いて音量キーを、それ以外の音量は音量キーを、ということのようです。音量キーによるアプリ操作が可能になったとのことですので、TalkBackの機能から外れてしまった文字編集時のカーソル移動がIMEに実装されるといいなー、と期待しています。2.はOS13からとのことですが、iOSのスプリットタップのような入力ができるようになりました。今のところGboardのqwert配列のみ対応しているようですが、今後テンキー配列でもできるようになると文字入力のハードルがぐっと下がるのでこれからが楽しみです。