品川です。Microsoft社が視覚障害ユーザ向けに開発していたナビゲーションアプリのSoundscapeですが、結局Android向けにはリリースされませんでした。そして、iOSでの開発も終了。その後オープンソースのデータを元にiOS向けに登場したのがVoiceVistaアプリ、そして名前が同じですがScottish Tech Armyが開発しているSoundscapeアプリ。この度Scottish Tech ArmyからAndroid向けのアプリがリリースされました。Soundscape - Google Play のアプリhttps://play.google.com/store/apps/details?id=org.scottishtecharmy.soundscape機能はiOS向けアプリとほぼ同じだろうと感じました。メニュー言語は日本語ですが、一部英語のままになっている箇所もあります。詳しい使い方などはすでにiOSでこのアプリを使っている人に聞くのが早いと思います。アプリの紹介やリリースノートは以下のウェブサイトで閲覧できます。Home | Soundscapehttps://scottish-tech-army.github.io/Soundscape-Android/街歩きしながら周りのお店の名前を知りたい、そんなときに役立つアプリ。Android向けにはLazarilloアプリがその目的で使えていますが、読み上げの内容がしっくりこないという印象を持っていました。Android版のSoundscapeアプリ、目的地検索機能が私の環境では動作しなかったのですが、登場したばかりのアプリなので今後に期待しています。もうすぐ閉幕を迎えようとしている大阪・関西万博ですが、iOSユーザの間では会場内を散策しているときに周りのパビリオンの名前を知りたい、そんな目的で使われているのがVoiceVistaアプリやBlindSquareアプリ。きっとAndroid向けのSoundscapeアプリでも同じことができるだろうと予想しています。次の登録博覧会は2030年開催のサウジアラビア。その頃にはスマートグラスでハンズフリーな生活が当たり前になっているかもしれませんね。2027年には認定博覧会がセルビアのレオグラードで開催されるそうです。その頃にはEye NaviアプリのAndroid版がリリースされているでしょうかね。