山賀です。表題についてレポートします。下記は開発元のMLにあった更新内容を訳した物です。ここには書かれていませんが、TalkBackの操作音も新しくなっています。 更新内容TalkBack設定内詳細度で読み上げの設定を変更できるようになりました。設定は 高 / 低 / カスタム の3種類が選択できます。カスタムは標準で全ての設定が有効になっています。高は全てを有効に、低は全てを無効にします。 新しい読み上げ項目1本指トリプルタップで拡大をON/OFFにしたとき、またピンチイン・ピンチアウトで拡大率を変更したときに読み上げます。Chrome ver56 からパスワードの入力を読み上げます。通知シェイド内で操作のヒントを読み上げます。カスタム操作を短く操作とアナウンスします。その他操作のヒントを短くしました。Select to Speak 機能を追加。細かな不具合を修正。 Select to Speak の紹介文字の識別が苦手な人向けの新しいユーザ補助の機能です。画面の項目をタップして読み上げさせることができます。TalkBack 5.2 に含まれており、インストール後ユーザ補助より有効にします。使用するときにはTalkBackをOFFにするか一時停止にすることをおすすめします。
再び山賀です。新しく追加された Select to Speak について補足します。ユーザ補助からONにして使用します。このときにTalkBackの画面を暗くする機能が有効になっていると失敗します。機能を有効にすると画面の右下に選択して読み上げを有効にするボタンが表示されます。ボタンをタップし、画面内の読ませたい部分をタップすると内容を読み上げます。複数選択して読ませることもできます。ボタンの表示位置は画面の4つ角に移動することができます。普段はTalkBackの読み上げは必要ない人が、読みにくい部分を一時的に読ませるといった使い方ができそうです。