僕、大きい幼稚園児。アップルでのmlで騒がれているドラマや映画の配信サービスを使うアプリのnetflixですが、これはアンドロイドにもあります。音声で使える可能性は高いです。アドレスはhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.netflix.mediaclient&hl=ja
山賀です。数年ぶりにNetflixをインストールしてみました。以前は登録画面から操作が困難でしたが、現バージョンはTalkBackで問題なく登録から再生まで操作ができます。ただ、再生画面での音声切り替えや早送りなどの操作はやや慣れが必要です。 1. 再生中に画面の適当なところをタップします。 2. 数秒間表示される画面から目的の項目を見つけてタップします。 3. 音声切り替えなどさらに項目を選ぶメニューでは表示が固定されるので、ゆっくり選択することができます。この辺りの操作はAmazonプライム・ビデオhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.amazon.avod.thirdpartyclient&hl=jaのほうが 1. の後、再生が止まり項目をタップするまで表示が消えないので操作が容易です。これ以外はスムーズに操作ができますので、じゅうぶんコンテンツを楽しめるのではないかと思います。1カ月のお試しもできますので、興味のある方は試されてみてはいかがでしょうか。
品川です。Androidとは関係ありませんが、スマートテレビの話です。アマゾンはFireタブレットやFire TVなどのデバイスを開発販売していますが、Fire OSは元々Android OSから派生したものです。VoiceViewというスクリーンリーダー機能を搭載しており、昨年から何度もその機能をグレードアップしてきています。基本的なGoogle TalkBackのジェスチャーでしか操作できなかったものが、最近ではiOS VoiceOverで使われているようなジェスチャーも使えるようになってきています。ただし、日本語TTSはリリースされていないので、日本語環境では音声読み上げして使うことはできません。さて、アメリカではFire TVを搭載したテレビが発売されました。もちろんVoiceViewのスクリーンリーダーや拡大機能を利用することは可能です。他のFireデバイスと同じく、セットアップの段階から音声読み上げ機能をオンにできるようです。Amazon.com: Toshiba 43-inch 4K Ultra HD Smart LED TV with HDR - Fire TV Edition: Electronicshttps://www.amazon.com/Toshiba-43-inch-Ultra-Smart-LED/dp/B07D4F2P26/ref=mp_s_a_1_1?ie=UTF8&qid=1531622464&sr=8-1&pi=AC_SX236_SY340_QL65&keywords=toshiba+fire+tv&dpPl=1&dpID=51goq87y5kL&ref=plSrchこちらの価格には驚かされました。43方の4Kテレビ、価格は329.99ドル。アメリカではテレビの受信方法や費用が日本とは異なるのでしょうが、4万円以下で購入できるというのはすごいですね。Toshibaというメーカーのテレビだそうです。こちらのPodcastでアマゾンのアクセシビリティチームのディレクターであるピーター・コーンさんのインタビューが聞けます。テレビを実演操作している様子も聞くことができます。ちなみにピーターさんは以前にBerkley Systemsでマッキントッシュ用のスクリーンリーダーoutSPOKENの開発にも関わっておられたそうです。Blind Abilities Podcast (Amazon's Peter Korn, Director of Accessibility, Gives Us a Demo of the Toshiba Fire TV and Amazon's Fire Cube. #NFB18): http://traffic.libsyn.com/blindabilities/AmazonFireTV20and20Cube.mp3別のPodcastで語られていましたが、アマゾンとしてはこのようなテレビをホテルなどに投入していきたいという方針を持っているということです。たしかマリオットホテルなどではAmazon Alexaのシステムを導入すると発表していたので、実際にアマゾンのテレビが公共の場に広まっていけば、視覚障害ユーザにとってもうれしいことだろうなと思います。先日読んでおもしろいと感じた生地に、こんなのがありました。JOYSOUNDに「Netflixルーム」が登場!ソニーの4KテレビとDolby Atmosを爆音で楽しめる! | 4KテレビLifehttps://4k8ktv.jp/2018/07/10/netflix-joysound/Dolby Atmosで映画やライヴを気軽に楽しみたいものですが、このカラオケルームにはソニーのテレビが置かれているそうです。KJ-55X9000Fは今年発売されたばかりのAndroid TV対応モデルです。公共の場に音声読み上げに対応した家電などが普及していくこと、これは理想的だなぁと思うのですが、東京オリンピックを前にそんな動きにならないでしょうかねぇ。
山賀です。先日BLPCパソコンメモ⇒ https://www.mag2.com/m/0000063052.html?l=nbs1560eaaに表題の記事を執筆しました。すでにご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。Androidに関係する話題なので再編集した内容を投稿します。 スマートホンとブレイルメモスマートを繋ぐ「BMスマートターミナル」BMスマートターミナルはスマートホン用アプリでアプリでプレイストアから無料でインストールすることができます。このアプリがインストールされたスマートホンと最新のファームウェアがインストールされたブレイルメモスマートをブルートゥースで接続して使います。接続の設定は一度行えば以降はブレイルメモスマートから簡単に実行することができます。アプリはスクリーンリーダー「Android AccessibilitySuite(旧TalkBack)」とも連動しているのでこちらも動作している必要があります。これにより主に3つのことができます。 1. 専用アプリを使っての電話やメール、インターネットの閲覧、メモの作成 など 2. 通常のスマートホンアプリの画面内容を点字ディスプレイに表示し、ブレイルメモスマートからの入力を含む操作ができます。 3. 相互にクリップボードの内容を共有します1.はスマートホンに搭載されているアプリで操作が煩雑な部分を補い、一部機能は単独でも使用することができます。当然ブレイルメモスマートとの親和性が強く安定して動作します。ただ不断からスマートホンを使っている者としてはやや物足りなさを感じてしまいます。このアプリの目玉は残りの2. 3.にあると私は思っています。 スマートホンの画面を表示する「アクセスビュー」この機能を使うとスマートホンの画面を点字ディスプレイに表示し閲覧と操作をすることができます。BMスマートターミナルを起動後「 コントロール+D」で呼び出せます。きー操作は2種類が用意されています。6点きーのみを使いスマートホンのジェスチャー操作を行う「ナビキー」とオルトキーや コントロールキーなどと組み合わせた「アクセシビリティ操作」です。ナビキーはスマートホンの画面上で使用するジェスチャーをブレイルメモスマートの6点キーで実行するものです。指の軌道を点の形に置き換えているので普段使用している知識をそのまま持ち込むことができておすすめな操作方法です。ただし一部の端末やOSバージョンでは動作しなかったり不具合が起きると公式にアナウンスされています。Android のバージョン7 以上が推奨されています。(BMスマートターミナル自体はバージョン6から動作します。)一部紹介します。点字に馴染のない方は6個の点を左上から1 2 3、右上から4 5 6 とイメージしてみてください。右にスワイプ : 6左にスワイプ :3上にスワイプしてから左にスワイプ :1 4 5右にスワイプしてから下にスワイプ :2 5 62本指で上にすわいぷ :1 42本指で左スワイプ :1 3右スワイプしてから左スワイプ :1 3 5下にすわいぷしてから上にすわいぷ :2 3 5 6アクセシビリティ操作は直接コマンドを実行するため実行が早いこととナビキーよりも複雑な操作が可能です。一部を紹介します。オルトゞゝ+H :ホーム画面に移動オルト+N :通知を表示オルト+E :次の入力エリアに移動オルト+W :画面の内容を簡単メモに保存オルト+エンターキー :ダブルタップコントロール+エンターキー :エンターキーの入力コマンド+ 1 3 4 5 6 :表示中の最終項目に移動コマンド+ 1 2 3 4 6 :表示中の先頭項目に移動コマンド+ 3 4 5 6 :同じレベルの次の項目に移動コマンド+ 1 2 3 6 :同じレベルの前の項目に移動(「コマンド」とはブレイルメモスマートのエンターキーとスペースキーの間にある独自のキーのことです。)私は正直アクセシビリティ操作は覚えきれずナビキーを主に使っています。これまでスマートホンを操作するとき使っていたジェスチャーがそのまま使えるのはすごく自然で魅力的です。当初この点の組み合わせも複雑だったのを指の軌道を点で表すように要望した結果が今の体系です。どちらのコマンドもalt+ 1 2 3 4 5 6で表示されるメニューから実行することもてきます。 文字入力を行う「テキストビュー」もちろん操作だけでなく文字の入力も行うことができます。これまでもドキュメントトーカブレイルバックを使って似たことはできていましたが、入力中にカーソルが動くなど細かな点で不便さがありました。BMスマートターミナルでは直接スマートホンに入力をするのではなく「テキストビュー」という仕組みを使うことでこういった問題が解消されています。入力エリアに入った後に「オルト+K」を押すことで一旦入力をブレイルメモスマート側にうつします。その後入力官僚時に「オルト+エンター」を押すと入力した内容がスマートホンの入力エリアに挿入されます。操作もさることながら文字入力ができるのは大きな助けになります。 クリップボードの共有機能クリップボードとはコピーを行った際に一事的にデータが保管される場所のことです。BMスマートターミナルではスマートホンとブレイルメモスマート双方のクリップボードを行き来することができます。例えばブレイルメモで書いたテキストをコピーしてスマートホンのメール本文に貼り付けることやスマートホンの画面の内容をコピーしてブレイルメモスマートの点字エディタに貼り付けて展示データとして読むなどの使い方ができます。個人的に便利な機能だとは思っているのですが、コマンドがわかりにくい点を残念に感じています。ブレイルメモからスマートホンへ転送する場合は「コマンド+2 4 6」スマートホンからブレイルメモに転送する場合は「コマンド+1 3 5」となっていて私は直感的には逆の方がいいように感じています。 BMスマートターミナルを試してみてこれまで紹介してきた機能を組み合わせることでスマートホンでのメールやインターネット、SNS の閲覧や投稿などができます。アプリによっては癖をつかまないと思うように操作ができないものもありますが、おおむね問題なく使用することができました。参考までに試したアプリと簡単な乾燥を列挙します。プレイストアアプリを検索してインストールまで問題なくできました。Chromehttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.android.chromeとくに困ることなくページの閲覧ができました。アドレスバーからページを開いたり検索をするさいには入力跡に「コントロール+エンターキー」が必要です。Facebookhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.facebook.katana投稿や閲覧、スペースキーでの「ダブルタップ長押し」からの投稿へのリアクションもできました。Twitterhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.twitter.androidツイートの閲覧や投稿など問題なくできました。操作メニューからのリツイートなどもできますが、この場合はスマートホン側のコンテキストメニューがリスト表示になっている必要がありました。LINEhttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.naver.line.androidトークの閲覧や送信が問題なくできました。サウンド付スタンプも送信できました。AquaMailhttps://play.google.com/store/apps/details?id=org.kman.AquaMailメールリストを閲覧するときに一部アクセシビリティ操作を使ったほうがよい気がしました。カラオケ予約https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.xing.spnavi曲の検索からリクエスト、リモコンの操作ができました。歌詞レボhttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.xing.jml歌詞の閲覧ができました。ただときどき空行が入るため、これを見ながら歌うのは少し難しいかもしれません。クリップボードの機能を利用して編集してからのほうがよいです。駅スパ跡https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.val.expert.android.aio路線検索や時刻表が閲覧できました。とくに時刻表は現在時刻から閲覧ができるのでかなり実用的です。ニュースパスhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.kddi.android.newspassときどきジャンルの切り替えから見出し一覧への移動が不安定になりますが、じゅうぶん使用することができました。見出しの一覧はブレイルメモスマートのカーソルキー上下で閲覧ができました。TVerhttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.hamitv.hamiand1NETFLIXhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.netflix.mediaclientYouTubehttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.youtube問題なく検索から再生ができました。radikohttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.radiko.Playerスマートホンでの操作同様ライブ放送もタイムフリーもかなり厳しいです。これはアプリその物の改善が必要な状況です。radiko autohttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.radiko.auto選局から再生までスムーズにできました。Kindlehttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.amazon.kindle書籍は読むことはできますが、余分な空白が多く読みにくいです。音声エンジンの機能である程度編集することはできますが、スムーズにページを切り替えることはできません。これはアプリ側の問題なので今後のKindleアプリの改善に期待するしかありません。 今後に期待すること現状でもじゅうぶんすぎる機能がありますが、私なりに今後の更新で追加になるといいなと思うことを最後に書きたいと思います。この内容はメーカーにも伝えてあります。 1. Googleアシスタントの呼び出しスマート本を触らずにブレイルメモスマートからほとんどのことができているからこそ、これも呼び出せると便利なようにおもいます。 2. メールに添付された物やダウンロードした点字データの取り扱いその場で素早く内容が確認できると利便性が上がると思います。例えばJBニュースなどを受信してそのまま読むことができたらいいと思いませんか? 3. メールに添付された物やダウンロードしたテキストや点字データのブレイルメモスマートへの転送じつは現状でもできるのですが、USBメモリを使ってなので手順がどうしても多いです。ブルートゥースで簡単に転送できるとベスト。 3. サピエへの対応ブラウザで開いて検索してダウンロードしてそのまま読むもしくはブレイルメモスマートに転送という一連の流れを補助するアプリの実装。イメージとしてはパソコン版BMユーティリティの「サピエ図書館検索」のAndroid版。 おまけ来年1月には新しい「ブレイルメモスマートエア16」が発売になります。現状のブレイルメモスマート16から本体サイズやキーの配置が見直されています。小型化され携帯性もよくなります。これまで購入を避けていましたが、BMスマートターミナルと合わせ使うことを考えると魅力を感じている製品です。 関連ページBMスマートターミナルのページhttps://www.kgs-jpn.co.jp/bmsmart/BMスマートターミナルhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.brlmemo.kgs_jpn.bmsmonitorAndroid Accessibility Suitehttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.marvin.talkbackドキュメントトー下ブレイルバックデモ版https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.createsystem.com.googlecode.eyesfree.brailleback.demo 動作確認環境BMスマートターミナル 1.1Android Accessibility Suite 7.3ブレイルメモスマート16 2.0.3(ベータ版)Pixel 3 Android Version 10AndroidOne S1 Android Version 9