品川です。このアプリはカメラで映るものをリアルタイムに解析して読み上げてくれるアプリです。ロシアで開発されているそうで、日本語には対応していません。アジアの言語だと中国語と韓国語には対応しているようです。The vOICe - New Frontiers in Artificial Visionhttps://www.seeingwithsound.com/Play Storeへのリンクは上記サイトで確認できます。Galaxy S9, Android 10, Voice Assistantの環境で試してみました。物体や色だけではなくテキストも認識しています。また、コンパスや位置情報を読み上げてくれるというのは特徴的だと感じました。横向き表示に固定されています。おそらくゴーグルなどにスマートフォンを装着して使うように想定されているのではないかと思います。スマートグラスでの利用も想定しているようです。まだ使ったことはありませんが、GoogleのLook Outはこんな使い勝手なのかなぁと想像したりしました。これまで眼鏡型の製品はロービジョン向けの支援製品が多いという印象でしたが、今年からは画面の見えない人向けの支援機器が増えていくのだろうなと感じています。オランダで開発されているEnvision AIは今年のCES 2020でEnvision Glassesを発表しました。利用しているスマートグラスはGoogle Glass Enterprise Editionです。現在プレオーダー期間中ですが、Google Glass側ではTalkBackで喋らせて、グラス本体のタッチ操作でコントロールするようです。設定アプリとしてはAndroid, iOS, どちらの環境でも使えるそうです。しょうらい的にはGoogle Glassだけでなく、そのほかのスマートグラスでもEnvision AIを使えるようにする予定だとか。たとえばアップルが開発しているという噂のARグラスなど。話は横道にそれましたが、VOICEはEnvision Galssでも使えるみたいです。どちらのチームも現在アメリカで開催されているCSUNでブース出展しているようです。また、Google Glassはオープンプラットフォームなので、たとえばBe My Eyesなども使える可能性はあると、とあるPodcastでEnvision AIのカーシックさんが話しておられました。