[bt-ml:00466] Re: qrコードの作成と、ラベルへの印刷について


2011/05/04 14:00:55

  秡川 (はらいかわ) です。

 こんにちは。以下、短信になりますがすみません。

すでに公開されているフリーソフトのいくつかで比較的スクリーンリーダー上で使えるQRコード作成ソフトでも全角500文字位は可能だったと思いますし、

 仕上がりの大きさを気にしなければ、そのとおりです。

 モジュールを小さくする (ワープロやペイントソフトで縮小するのに似ています) と、文字数は稼げますが、試しにこれよりもひとまわり小さくしたところ、らくらくホン 7 でも 2430PC の出力を読み取れませんでした。

 正確には、目が見えている僕ですら、照明条件やレンズのくもりなど含め、よほど運がよくないと読めないです。これを実用に使うのは、むつかしいと思います。

 このときの理論上の文字数上限は漢字で 109 文字です。
24mm テープではこれを含め、より細かい印刷をしても読み取れないですから、100 字以下が限界ということになります。

 艶消しテープの表面処理が細かい印刷を台無しにしているのかもしれないとも思って、光沢テープも試しましたが、同じでした。

 いくつか道はあるのですが、いちばん早いのは 2430PC の切り捨てです。

 2430PC は、テープの両側に 3mm 以上の印字不能領域があり、印刷領域は18mm 程度です。
9500PC 以降では、あと数ミリ稼げますので、コード領域を広くとれます。また、線密度 (解像度) が倍ありますので、より細かい印刷にも対応できます (このことと、携帯が読める細かさか、ということは残念ながらまた別な問題ですが) 。

 それから、9500PC 以降では、36mm テープが使えます。これで、ようやく297 文字の漢字が入ります。
実際はこんな理論値ではまったくダメで、携帯読み取りができる大きさにしないといけませんから、160 文字くらいに減るものと思います。

 廣済堂さんに以前話をしたことがありますが、ラベルプリンタは、むしろ、SP コードに向いているような気がします。
SP コードの読み取り機は光源を持ち環境光に頼らないので照明条件をコントロールでき、かつレンズも直接さわれない位置にあるため曇ることもないです。





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