つくばに戻ってきた秡川 (はらいかわ) です。 こんにちは。包装容器に触って分かるような印を付けルことについては、やはりユーザーの立場からも動きを見せないといけないなと感じました。 はい。UStream でもお話ししましたが、「目が見えなくても中身がわかる世の中への第一歩として Barcode-Talker を公開する」ことは、戦隊ものによく出てくる悪の手先が「地球征服の第一歩としてまず幼稚園バスを襲う」構図に、とてもよく似ています。 いまでは我々はすれっからしの大人ですが、戦隊ものに夢中になっていた時代は、悪の手先が幼稚園バスの襲撃を手がかりに地球を征服していく、というストーリーに、すごくこう、リアリティーを感じていたと思うんです。 いま、Barcode-Talker に感じていただいているリアリティーというのは、一歩退いて見返してみるとその程度のものだったりします。まだまだ遠大な道のりなんですよねー。 いつかもお話ししましたが、この Barcode-Talker は「目の不自由な方の日々の生活を便利にしてくれる道具」ではなくて、「目の不自由な方が自ら日々の生活を便利に変えて行くための道具」です。 さまざまな業種,多くの方々の協力が得られるように、プロジェクト参加者のそれぞれの努力で、いま内向き主体のコミュニケーションがすこしずつ外向きに広がって、地球征服にすこしでも近付けたらいいなと思っています。 いつかパッケージの紙箱にはじめて目印がついたら、そのときはみんなで集まって飲み会しましょうね! 今後ともよろしくお願いします。