こんにちは秡川さん、mlの皆さん。東大阪から「菜の花」です。 秡川さんへ 「バーコードやqrコードを携帯電話で読み取る」という研究グループの存在に私もとっても感謝しています。 コーンスープを作ろうと開けたものはとまと缶だったり、八宝菜を作ろうと開いた袋はマーボー豆腐の素だったりと幾度もがっかりするような失敗を重ねてきました。が、もうそんな失敗もなくなりますね。またバーコードを読み取って記録しておけば、商品名を伝えて購入できることも嬉しいことです。今の私は、外出時に購入した商品に透明なセロテープを貼ってもらい、読み取ることが楽しみになっています。 バーコードを読み取るための私の工夫私も全盲です。ラクラクホン6を使用しています。バーコードやqrコードの読み取りに時間がかかって困っていましたが、カメラの固定と距離を保つ意味で辿りついたのが「読み取り台」です。勝手に名付けましたが。その読み取り台の作り方ですが、1. 透明で500ミリリットルサイズの四角いペットボトルを準備します。2. 上下を切りはなして18センチの筒を作ります。3. 四隅のそれぞれ中央を、土台が10センチくらいになるように切り込みます。4. 自分の手前とむこう側を切り取り、手前の方から携帯電話を乗せて蝶番のところで止めます。 左右から折り曲げて携帯を前後させてみます。出し入れに不便しない程度のところで折り目をつけて透明なセロテープで固定します。ポストでいうと、手前にもむこう側にも投入口があるような状態になりますが、こうすると携帯だけを持って、あるいは読み取り台を持ってでも動かすとができて便利です。なお、もっと簡単な方法もあります。ポストの屋根の部分を切り取ります。下の商品に当てる部分の前の方、左右の隅の中央に僅かの切り込みを入れます。この切り込みにやや平たい輪ごむをかけて上へ伸ばします。携帯電話を乗せて下から伸ばした輪ごむをかけて固定します。これでできあがりです。 読み取るためには、1. 明るいところで行ないます。2. バーコードトーカーを機動させてバーコードの上に貼られたセロテープの左下隅を確認し、読み取り台の左隅の手前の角を合わせます。決定ボタンを押して読み取りが開始されます。しばらくするとうまく行けばすぐにちゃらんと聞こえて読み上げてくれます。数秒待ってちゃらんの音が聞こえない時にはゆっくりと前後左右に僅かずつ動かして様子をみます。最初はセロテープの確認や読み取り台の持ち方、右手の力加減が影響するかも知れませんが慣れれば大丈夫です。「読み取れませんでした」の声を聞かなくなりますよ。私が読み取りで一番困ったのは缶類に横書きされたものでした。いまのところプルトップがある方を上にして繋ぎ目が右にある状態、そしてバーコードは繋ぎ目の左下で横書きのものと出会っています。これでも読み取れたものもありましたが、どうしても読み取れなかったものは缶を逆さにして読ませたらうまく行きました。私の必需品となっているこの読み取り台ですが、説明が下手なのでうまく伝わったか不安です。が、とにかく試してみて下さい。長くなってしまいましたが、今日はこれで失礼します。追信ラクラクホン6では読み取った時に「かちっ」という音がします。「ちゃらん」という音に変更できないものでしょうか?「かちっ」という音では袋ものの時に確認しにくいんですよね。それから、今日は読み取りや検索結果の音声が出てくるまでの時間が長くなったように感じるのですが、これって私だけのことでしょうか?