こんばんは。大阪の松田です。先日、秡川先生の紹介にもありました。バーコードに貼る「メンディングテープ ドーナツ」を買ってきました。メンディングテープとは、住友スリーエムの製品で、貼るとテープがほとんど見えなくなるので、目立たないのと、セロハンテープのようにツヤがないので自然な仕上がりになるのが特徴です。色は6色で、ホイップ、キャラメル、チョコ、ストロベリー、ミント、マンゴーで私はストロベリーとミントを買ってきました。手触りはふたの部分がつるつるした感触で、それ以外の部分は少しざらざらしています。 本体上と下の部分(机に置いたときに上を向く部分と机に接している部分)には「Scotch」という文字と「3M」という文字が彫られています。買ってきた状態では、テープは本体内部に入ったままなのでテープを引き出してやる必要があります。やり方は、ふたの部分に突起が二つあるので、それを指か爪を使って中心から外側に押し上げます。次に本体を立て向きに持ち、押し上げたふたの裏側が自分の手前にくる状態にします。 そして、テープの出てくる穴とふたと本体を繋げているヒンジの中間にギザギザの部分があるのでそこに両手の親指を当てて、みかんを半分に割るような要領で中を開けます。個体差によって硬かったりするけど少し力を入れてやってみてください。このとき、ゆっくり開けると、ドーナツの中心部分が接合部になってるように感じ取れるかもしれません。この向きでやった場合、ふたの部分とテープ本体は右側に付いているような格好になっているので右側を手にとって、テープを引き出します。引き出したらテープの出てくる穴と中心の位置を合わせながら、元の形に戻します。このときは「カチッ」と音がするわけではないので外周部分が隙間なく接合されていればOKです。あとは普通に引き出して使うだけですが、収納するときはテープをたるませることになるので、綺麗に収納するコツとしては、カッターの部分とテープが出てくる部分の中間をヒンジの方に軽く押し当てながら収納すると、ふたを閉めたときにテープが外にはみ出ることはないので、覚えておくといいと思います。ちなみに買った時点では12mm幅のテープが入っていますが、詰め替え用で18mmも対応しているようです。似たようなバリエーションで「メンディングテープ リングドーナツ」というミスタードーナツの「ポン・デ・リング 」を髣髴させるようなものもあります。こんな説明で分かりづらいかもしれませんが参考になればと思います。
浜松の秡川 (はらいかわ) です。 松田さん、いつも写真入りのレポートをありがとうございます。 練習会や体験会に使える最低限の情報を、本来なら公式に提供しなければならないのですが、なかなか手が回っていないです。 でもご夫妻をみていると Barcode-Talker なんてソフトはいらないんじゃないか、という気もしますが... ほほえましいです。 この Barcode-Talker をはじめるとき、開発,改良,マニュアル,ユーザ対応などをたかだか 2 人でまかなうのは無理だから、20 人から、多くとも50 人程度の、メカに強い視覚障碍モニターでやろうという話が出ました。 でも、ちょっと考えて、そうはせずにオープンにやることにしました。 ソフトは Barcode-Talker でなくてもいいし、廣済堂のスピーチオライフでも日本テレソフトのらいふでもいいので、視覚障碍者自身がバーコードを活用できる、ということが世の中に広く認知されれば、パッケージも端末もよりよいものに変わっていき「目が見えなくても中身がわかる!!」世の中にまた近付くはずです。 それにはたくさんの方の協力が必要で、たかだか数十人のモニターで行政向けの報告書を作るよりは、みんなでわいわいやったほうが絶対おもしろいです。 それぞれができることをやれば、数百人の規模でもうまく回るはず。そう信じて進めています。公開半月で、すでにその規模になってしまいました。 実際はこちらの取りこぼしもあったりして、それほどは理想的にはいかず、参加いただいているみなさまには少なからずご迷惑をかけています。しかし、一部については、うまくまわりはじめてきている気がして、うれしく思っています。みんなで世の中をよくしていかなくっちゃ。 いずれ Barcode-Talker for Windows は、ソースコードを全面公開します。つまり、静大に気兼ねすることなく、誰もがソフトを作り勝手に公開できるようになります。その中から、好きなものを選んで使えるようになったなら、もっとおもしろい世の中が待っていると思います。 ひとつひとつお返事ができていないみなさん、本当にすみません。いつかあちこちの地方で、飲み会なんかが開けるといいです。 今後ともよろしくお願い申し上げます。