こんにちは、渡辺駿二です。製造年月日の表示、一般的にはバーコードでは無理なようです。やむをえず、購入年月日を品物に記入します。その方法としてはいくつか考えられます。まず、点字が使用できる人であれば、点字シールに記入してはりつけます。それができなければ、ハンドスキャナとラベルプリンターを購入し、パソコンで日付の入ったバーコードシールを自作します。かなり経費がかかりますね。> 練習してて思ったのは> 「ひもち 何日」とはいいますが 製造年月日を読みません。
大阪の松田です。幅田さん、みなさん、こんばんは。<#">「ひもち 何日」とはいいますが 製造年月日を読みません。確かにそうですね。たいていの食べるものの商品はBarcode-Talkerで検索すると日持ちが出てきますが、具体的な賞味期限や製造年月日は出ませんね。賞味期限はたいていの食品に墨字で書かれています。でも極端な話、日持ちが6ヶ月でも購入したものが実は5ヶ月前に作られていたのでは納得いきませんよね。ちなみに、カルビーのポテトチップスは賞味期限と共に、製造年月日が墨字で書かれています。特定のジャンルの商品に製造年月日を記入しなければならない決まりがあるのか、または、たまたま記入しているだけなのかは分かりませんけど。渡辺さんの投稿にもあるようにバーコードを読み取っただけでは購入年月日は分かりませんので今のところは自分で記入することになります。実現可能かどうかは別にしてJANコードで無理なら、あらかじめQRコードも商品につけて、その中に製造年月日、賞味期限、調理法などが書かれてあったらいいなと思いませんか?で、そういったQRコードの記載を求めていくと。あくまでも理想論ですが。要はパルコープさんでやってる取り組みがメーカーの製造の時点でできているといいな、という話です。でもみんな考えちゃってますかね?QRコードの中に製造年月日などを入れようとすると日ごとにその部分のデザインを変更しなければならなくて、他の部分は全く変わらないのにQRコードだけを変更するコストが余分にかかってしまうので実現できればいいと思いますが、難しそうですね。PC部品などについているシリアルナンバーは後から番号が記入されたシールが貼り付けられています。PC部品は高価なものが多いので、それぞれに固有の番号をつけてもコスト的にOKなのでしょうが今回の話は「うまい棒にシリアルナンバーをつける」のと同じような話でこのままではメーカーにとって採算が合うとは思えませんね。だから、QRコードが書かれてあっても商品の紹介ページにリンクするようなURLなりしばらく変わりそうに無いものが記載されることになりますね。もうひとつは、めでたくひとつの商品にJANコードとQRコードが記載された場合お店にあるハンドスキャナが両方読んでしまって、大変な状況にならないかと思います。これは工夫次第で何とかなるのではと勝手に思っていますが、私はそのあたりの仕組みがよく分からないので、何とも言えないですね。理想としてはシリアルナンバーみたいにQRコードが付くのが理想ですが、私が思うだけでも、こういった問題があるかもしれないので課題は多いかもしれません。秡川先生がいつも仰っていますが、何とか工夫して「うまい落としどころ」が見つかるといい方向に進むかもしれないです。以上です。
つくばの秡川 (はらいかわ) です。 みなさんこんにちは。西くんおつかれさま!!今回の話は「うまい棒にシリアルナンバーをつける」のと同じような話で ケロッグだったらつけられそうな気がしました。# そのシリアルじゃないね。 パッケージは、食品が封入されるはるか以前にまとめて作られ、たたんで重なった状態で印刷業者から食品メーカに納品されています。組み立て前のゴキブリホイホイみたいな感じ。# もっといいたとえはないのかよ。 で、お菓子メーカの製造ラインで中身を詰めて組み立て、出荷します。 ですから、外箱にはもともと製造年月日 (賞味期限も同じ) は印刷されていないのです。箱が製造されてから食品が封入されるまでには、数週間から長ければ数か月のタイムラグがありますからね。 製造年月日は、1 列に縦に並んだインクジェットノズルが製造ライン上に固定されていて、そのベルトコンベア上を、商品が高速に流れることで印刷されていきます。歩道でスプレー缶を持って立っておき、走って横切る車に次々と落書きするような感じですかね。 コンベアの速度がぶれたり箱がはねたりすると字がゆがみます (ときどきそうなったまま印刷されているのもあります) 。が、人間が読むものなので、とくに気にしなくても読めますから、精密に印刷する必要がないんですね。 製造年月日の書ける 1 次元コード規格はあります。GS1-128 といいます。ただ、まだすべてのバーコードスキャナが対応しているわけではありませんから小売店が混乱するでしょうし、そもそも、ラインの速さをもうちょっと落とさないと、機械読み取り可能なようには印刷できなさそうですよ。 ということで、GS1-128 が打たれて出荷されることはまだないように思いますが、この GS-128 では、生の数値 (文字) データの直前に、その数値はなにを表しているのか書けるようになっています (Application Identifier といいます) 。 その一例は http://funatsu.org/trivia/Barcode_GS1-128.phpにあります (そのほか、旧名称の UCC/EAN-128 で探してもみつかります) 。日付関係では、製造年月日,梱包年月日,販売年月日,保証年月日くらいが定義されているようですね。あくまでも理想論ですが。要はパルコープさんでやってる取り組みがメーカーの製造の時点でできているといいな、という話です。 お総菜などのインストア商品は工場で作られてくるわけではなく、店舗でパックする際に (1 次元) バーコードのシールを作って貼っているのですが、インストア用の 2 ではじまる JAN コードにかわって、GS1-128 のシールを貼っているお店はあります (ベイシアなど) 。これは古い商品をまちがって売ってしまわないように、レジではねられるようにしているのだと思います。 これはナショナルブランドではないので、私たちには残念ながら商品名はわかりません。ただ、製造年月日が書かれているということ、それが何日と書いてあるかは、読み取ることは技術的に可能です。