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少人数・低予算で開発されたインディーゲームの開発者を支援する本格的なインキュベーション(事業支援)プログラム「iGi indie Game incubator」(以下、iGi)が、スペインの類似プログラムの監修を受け、日本で立ち上がった。2021年4月18日まで応募を受け付け、5つのインディーゲーム開発者チームを選び、6?11月の6カ月間、支援プログラムを実施する計画だ。インディーゲーム開発者を活気づけ、日本のゲーム産業を底支えできるか──。

「iGi indie Game incubator」公式Webサイト
「iGi indie Game incubator」公式Webサイト

 iGiは、ゲームパブリッシャー大手の1つ、マーベラスが、8社・2団体のスポンサー(2021年3月15日時点)やゲームに精通した各分野の専門家などの協力を得て、オンラインプログラムの形で運営する。具体的には、参加したインディーゲーム開発者に対して、国内外のインディーゲーム開発者からトレーニングを受けたり、定期的に交流したりする機会や、実際に開発するゲームの進捗管理のサポート、海外展開する際のローカライズのサポートなどを、プログラムとして提供する。

神戸市はバルセロナ市と姉妹都市という関係から、今回の参加を決断した
神戸市はバルセロナ市と姉妹都市という関係から、今回の参加を決断した

 日本ではこれまで、大手のパブリッシャーや制作会社とインディーゲーム開発者の間の交流が乏しかった。支援の取り組みとしては、ゲームパブリッシャー大手が開発資金などを援助する代わりに、開発したゲームの発売権を得るというものが多く、インディーゲーム開発者にさまざまなトレーニングを施し、ビジネスをサポートするiGiのような本格的なインキュベーションプログラムは事実上存在しなかった。iGiは支援プログラムの提供に加え、パブリッシャーであるマーベラスが参加チームに対して優先交渉権のみを持つようにして、開発チームがパブリッシャーを自由に選べるようにもしている。

スペインのNPOから監修を受ける

 そんなiGiの最大の特色は、インディーゲーム開発チームの育成で大きな実績を残しているスペインのインキュベーションプログラム「GameBCN」と提携し、監修を受けることだ。

GameBCNのプログラムマネジャー、オスカー・サハン[Oscar Sahun]氏
GameBCNのプログラムマネジャー、オスカー・サハン[Oscar Sahun]氏
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