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米航空機大手ボーイングの2022年12月期の通年決算の純損益は50億ドルの赤字となり、赤字額は前期の43億ドルから膨らんだ。昨年7月、英国で撮影(2023年 ロイター/Peter Cziborra/File Photo)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングの2022年12月期の通年決算の純損益は50億ドルの赤字となり、赤字額は前期の43億ドルから膨らんだ。防衛・宇宙・安全保障部門の業績不振が響いた。

一方、民間航空機の引き渡し機数が増えたのを追い風に通年のキャッシュフローは23億ドルの黒字となり、18年以来の黒字を確保した。

22年第4・四半期の売上高と1株当たり損益の赤字額は、米金融街の市場予想より悪かった。株価はこの日、寄り付き前の時間外取引で2.6%下落。株価は昨年9月以降、下げ幅は70%を超えている。

12月期の本業の損益を示す営業損益は35億ドルの赤字と、赤字額は前年の29億ドルから拡大した。

22年第4・四半期のフリーキャッシュフローは31億ドルの黒字と、黒字額は自社予想の約25億ドルを上回った。

第4・四半期の売上高は200億ドルと、前年同期の147億9000万ドルから増加。1株当たり損益は1.75ドルの赤字だった。リフィニティブのデータによると、市場予想は売上高が203億8000万ドル、1株当たり損益が0.26ドルの黒字だった。

カルフーン最高経営責任者(CEO)は「課題は残っているものの、われわれは経営と財務の強さの回復に向けた良い位置にあり、正しい道筋を歩んでいる」と述べた。


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