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5月15日、トルコのチャブシオール外相(写真)は、ロシア製ミサイル防衛システム「S400」を購入することの影響について、米国と共同調査する作業グループを立ち上げる方向で協議していると述べた。アンカラで4月撮影(2019年 ロイター/Umit Bektas)

[アンカラ 15日 ロイター] - トルコのチャブシオール外相は15日、ロシア製ミサイル防衛システム「S400」を購入することの影響について、米国と共同調査する作業グループを立ち上げる方向で協議していると述べた。S400の受け取りは先送りしないとしている。

トルコがS400の購入を決めて以来、同国と米国の関係は緊張した状態が続いている。S400が北大西洋条約機構(NATO)のシステムと相容れないためだ。米政府や他のNATO加盟国は、最新鋭ステルス戦闘機F35の特性がS400のレーダーシステムに読み込まれ、ロシア製兵器に対するF35のステルス性が低下する事態を懸念している。

ただトルコ側は、米国の懸念は大げさだと主張するとともに、S400がF35にどのようなリスクをもたらすか検証する作業グループの設置を求めている。

チャブシオール外相は記者団に対し、「われわれはこの仕組みがどうやれば機能するか意見交換しており、見解を共有し続けていく。今は議論の途中でまだ何も明確になっていない」と発言。一方で、7月に予定されているS400の受け取りについては、現段階で延期や中止といった問題は存在しないと付け加えた。



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