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自民党茂木派の政治資金パーティーに出席し、気勢を上げる岸田文雄首相(中央)と茂木敏充幹事長(左端)ら=26日午後、東京都内のホテル
自民党茂木派の政治資金パーティーに出席し、気勢を上げる岸田文雄首相(中央)と茂木敏充幹事長(左端)ら=26日午後、東京都内のホテル

自民党内で、清和政策研究会(現・安倍派)などの後塵(こうじん)を拝することが多かった吉田茂元首相が率いる旧吉田派の系譜を引き継ぐ「保守本流」勢力の復権が進んでいる。宏池会(岸田派)を率いる岸田文雄首相(党総裁)がいずれも旧吉田派を源流に持つ志公会(麻生派)の麻生太郎副総裁、平成研究会(茂木派)の茂木敏充幹事長と協調した党運営に腐心しているからだ。保守本流勢力は過去には対立と分裂を繰り返した歴史があり、長期的に党運営を主導し続けられるかは3者の蜜月関係次第といえそうだ。

「戦後の歴史の中で、平成研とわが宏池会はともに力を合わせて政治の安定に努力をしてきた。政局にはめっぽう強い平成研と政策は分かるが政局はからっきしだめだと揶揄(やゆ)されたわれわれ宏池会がともに補完し合ってきた」

首相は4月26日、東京都内で開かれた平成研のパーティーで、お互いの派閥の歴史に言及し、親近感をアピールした。茂木氏を「永田町で最も仕事ができる男だ」と持ち上げても見せた。



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