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 埼玉県などの医薬品卸売会社が中国人らに医薬品を違法販売したとされる事件で、大阪府警生活環境課は25日、医薬品医療機器法違反容疑で、「SKPC」(東京都)と「美健販売」(埼玉県)の医薬品卸売会社2社を書類送検し、捜査を終結したと発表した。

 同課は、SKPC社長の男(50)=同法違反罪で略式起訴=を一連の事件の主犯格と認定。関連会社を含む計4社が平成24年3月?31年1月の間に約22億円を売り上げていたとみている。

 S社の送検容疑は、薬局などへの医薬品の販売許可しかないのに、30年8?9月、中国籍の男に医薬品を販売したとしている。事件では計17人が摘発された。美健販売の男性社長(60)も同容疑で逮捕されていたが、大阪地検は25日、不起訴処分にした。

 日本の医薬品は中国で「神の薬」と呼ばれ人気がある。S社は中国人向け無料通話アプリを使い、国内外の中国人に医薬品を違法に販売。がんの免疫治療薬「オプジーボ」や抗インフルエンザ薬「ゾフルーザ」などが売られた記録も見つかったという。



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