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 スポーツ用品大手のデサントは25日、創業家の石本雅敏社長(56)が退任し、後任に筆頭株主の伊藤忠商事から小関(こせき)秀一専務執行役員(63)が就く人事を発表した。また、伊藤忠が主張していた取締役構成案を受け入れることも発表した。6月の定時株主総会などを経て決定する。

 デサント社長に伊藤忠出身者が就くのは6年ぶり。石本氏は「ご心配をお掛けし申し訳ございませんでした」との談話を発表した。

 また、現在の取締役10人のうち、デサント韓国法人社長を除く9人が退任する。新体制の取締役は伊藤忠の主張に沿い、デサント2人、伊藤忠出身者2人、社外2人とする協定書を両社で結ぶ。

 社外取締役にはスカイマークの佐山展生会長とネスレ日本の高岡浩三社長が就任する。

 両社は経営方針をめぐって対立。伊藤忠は国内で異例の敵対的TOB(株式公開買い付け)で、デサント株の保有比率を30.44%から40%に引き上げていた。



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