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 【ミュンヘン=池田晋一】米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは27日、利払いの猶予期限を26日に迎えたロシアの外貨建て国債について、「債務不履行(デフォルト)にあたる」との見解を発表した。非公式だが、ロシア政府のデフォルトを認定した格好だ。

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赤の広場(ロシア・モスクワで)
赤の広場(ロシア・モスクワで)

 対象の国債はドルとユーロ建てで、利払い額は計約1億ドル(約135億円)。米国の経済制裁の影響で、26日までに利払い金が投資家に届かなかったとみられる。ムーディーズは声明で「定義上、利払い金の不着はデフォルトとみなされる」とし、「今後の利払いでもデフォルトが見込まれる」と指摘した。

 ムーディーズを含む大手格付け会社は、経済制裁の影響でロシア国債の格付けを取り下げており、正式にはデフォルトを認定しない。ただ、ロシアによる利払いが不可能になったことで、市場ではロシアが事実上のデフォルトに陥ったとの認識が広がっている。

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