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 カップ麺製造のまるか食品(群馬県伊勢崎市)の「ペヤングソースやきそば」は、全国に知られる商品だ。ただ、そのブランドにあぐらをかかず、想像を超える激辛や2000キロ・カロリーを超える超大盛など、独創的な商品を開発し続けている。アイデアの源について、丸橋嘉一社長(55)に聞いた。(聞き手・乙藤秀行)

新型コロナの影響は?

丸橋嘉一(まるはし・よしかず) 1965年伊勢崎市生まれ。86年にまるか食品に入社。2003年に代表取締役社長に就任。
丸橋嘉一(まるはし・よしかず) 1965年伊勢崎市生まれ。86年にまるか食品に入社。2003年に代表取締役社長に就任。

 ――新型コロナウイルスで消費の仕組みが変わる中で売れ行きはどうか?

 「ぼちぼちですよ。外食が減っているせいか、需要が増えて工場も大変だった。残業も増えたので、5月には全社員(約150人)へ感謝を込め、10万円ずつ支給した。外出自粛で遊びにも行けないので『せめて家でおいしいものを食べてほしい』と考えた」

「激辛のペヤング」「GIGAMAX」はなぜ作った?

通常サイズのペヤング(左)と新商品「ペヤングソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」(まるか食品提供)
通常サイズのペヤング(左)と新商品「ペヤングソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」(まるか食品提供)

 ――次々と話題の商品を開発した

 「世の中に辛口と銘打った食べ物はたくさんあるが、食べてみるとあまり辛くない。『じゃあ、本当に辛いものを作ろう』と開発したのが『(ごく)(げき)(から)』。お客には『辛すぎて食べられない』と大ひんしゅくだったが、実は結構売れている」

 「4倍サイズの『GIGAMAX』も話題になった。大盛りといっても普通は1・5倍ぐらい。でも、コンビニエンスストアに行くと一緒におにぎりを買っているお客がいる。なぜおにぎりに売り上げを奪われなければならないのか。そこで、焼きそばだけで腹いっぱいになる商品を作った」

 ――売れない可能性もあるが……。

 「そう思うのが普通でしょう。

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