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海上保安庁の奥島高弘・前長官と笹川平和財団の小原凡司・上席研究員が2日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返す中国海警局の動向や海保の役割などを議論した。
尖閣諸島の(手前から)南小島、北小島、魚釣島(2013年9月、読売機から) 小原氏は、海警船が海軍並みの76ミリ砲を搭載していることに触れ、「海警局がシームレスに軍事行動まで取れるようになっているのでは」との見方を示した。奥島氏は海保と自衛隊の連携について、「軍事と非軍事をきちんと分け、得意分野の融合が重要だ」と指摘した。