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来月から4か月程度 今年1月に移転・開庁した岐阜県新庁舎(岐阜市)で隙間風が吹き込む不具合があった問題で、県は26日、該当箇所の追加工事を行うと発表した。6月から4か月程度を予定している。
この問題では、新庁舎の「行政棟」で9?11階の換気口付近から、何らかの原因で外気が吹き込み、同じ設備がある9?16階の112か所について、施工業者がウレタン樹脂を吹き付ける応急処置を行った。
発表によると、追加工事は112か所全てで行う。外に面した取り込み口からいったん柱内部に外気を入れ、柱の室内側の換気口から外気を取り入れる仕様になっていたが、取り込み口と換気口を直接結ぶダクトを新設し、機密性を高める。
また、県は同日、日常点検などでは確認できない不具合として、「議会棟」北側の装飾が一部落ちた事案など8件も公表した。