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観光客らで混雑する江の島の入り口付近(4日午後、神奈川県藤沢市で、読売ヘリから)=富永健太郎撮影
観光客らで混雑する江の島の入り口付近(4日午後、神奈川県藤沢市で、読売ヘリから)=富永健太郎撮影

 東京など4都府県に3回目の緊急事態宣言が出される中で迎えた5月の大型連休。首都圏の行楽地では、1回目が発令されていた昨年の同時期と比べ、人出が大きく増えている。

 携帯電話の位置情報から滞在人口を推計するNTTドコモの「モバイル空間統計」のデータを基に、昨年5月2?6日と今年5月1?4日の午後1時台の人出の平均値を比較した。

 東京駅の人出は、昨年より1・84倍に増えていた。昨年は登山道の入り口に「登山自粛」を求める文書が掲示された東京都八王子市の高尾山では、今年はケーブルカーとリフトを運行していることもあり、昨年の4・74倍に上った。

 昨年は大型連休中に1回目の緊急事態宣言が全国で延長されたこともあり、各行楽地で人波が減った。だが、3回目となる今回の宣言は対象地域が4都府県に絞られており、対象外となった神奈川県藤沢市の江の島で4・68倍、同県箱根町の箱根湯本駅では3・82倍に。家族連れらでにぎわう静岡県熱海市の熱海駅も3・22倍だった。