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 3日から4日にかけて記録的な大雨に見舞われた山形県と岩手県では、6日も行方不明者2人の捜索が続いた。

和歌山に「記録的短時間大雨情報」、田辺で24時間雨量が300ミリ超に
土砂の中から重機で引き上げられた車(6日午後5時48分、山形県飯豊町で)=中戸穣撮影
土砂の中から重機で引き上げられた車(6日午後5時48分、山形県飯豊町で)=中戸穣撮影

 山形県 飯豊いいで 町では6日午前10時50分頃、崩落した大巻橋から川に転落したとみられる車が、約300メートル下流の河川敷で土砂に埋もれた状態で発見された。ナンバープレートや車種から、3日夕方から行方不明になっている町内の高齢男性の車と判明した。男性は見つかっていない。

 岩手県一戸町では3日夕方に外出した70歳代男性の行方がわかっていない。6日は県警と消防が約30人態勢で自宅近くの川を捜索したが、発見に至っていない。

 一方、大雨で甚大な被害が出た新潟県の村上市や関川村では6日、最高気温が30度以上の真夏日となった。被災者らは熱中症に気をつけながら、土砂の撤去や水につかった家財道具の片付けなどに追われた。

 村上市の運動場に設置された災害廃棄物の仮置き場には、数十台のトラックなどが列を作った。市内の最高気温は32・8度。床上80センチまで浸水した親戚宅の家具を運び込んだ同市、会社員の男性(58)は大粒の汗を流しながら、「きょうだけで5往復した。暑さはこたえるが、少しでも早く元の生活に戻してあげたい」と語った。