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 広島への原爆投下から77年となった6日、広島市中区の平和記念公園で平和記念式典(原爆死没者慰霊式・平和祈念式)が営まれた。

日が暮れても祈りをささげる人が絶えない平和記念公園(6日午後7時27分、広島市中区で)=吉野拓也撮影
日が暮れても祈りをささげる人が絶えない平和記念公園(6日午後7時27分、広島市中区で)=吉野拓也撮影

 被爆者、遺族、各国駐日大使ら2854人が参列し、原爆が投下された時刻の午前8時15分に黙とうをささげた。国連のアントニオ・グテレス事務総長が、現職事務総長としては12年ぶりに出席した。ウクライナ侵略を続けるロシアの駐日大使は招待されなかった。

 松井一実市長は平和宣言で「一刻も早く全ての核のボタンを無用のものに」と訴えた。岸田首相は「厳しい安全保障環境という現実を、核兵器のない世界という理想に結びつける努力を行っていく」と述べた。

 全国の被爆者(被爆者健康手帳所持者)は3月末現在、11万8935人で平均年齢84・53歳。10年前から約9万2000人減った。

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