ニュース本文


 インド最高裁は9日、インド北部アヨディヤでヒンドゥー教徒とイスラム教徒が所有権を争って宗教対立の火種となってきた土地をめぐる訴訟で、ヒンドゥー教徒側の所有権を認める判決を言い渡した。敗訴したイスラム教徒に対しては、政府に代替地を与えるように命じた。

 所有権が争われていた土地について、ヒンドゥー教徒は叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公ラーマ神が生まれた「聖地」だと主張。ヒンドゥー至上主義を掲げるモディ首相は、この土地にヒンドゥー教寺院の建設を選挙公約にしていた。

 この土地には、かつてムガール帝国時代の16世紀に建てられたイスラム教礼拝所(モスク)があった。しかし、ヒンドゥー至上主義者が1992年、モスクの破壊を強行。その後全土で暴動が起き、約2千人の死者を出した。

 2002年にはヒンドゥー教寺…



記事一覧 に戻る 最新ニュース読み比べ に戻る