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 東京五輪のサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の主将、熊谷紗希選手(30)=札幌市出身=は21日夜のカナダとの初戦で、札幌ドームのピッチに立った。熊谷選手を中心にした守備陣は、五輪2大会連続銅メダルの強豪の攻撃を何度もはね返し、1―1の引き分けで勝ち点1を獲得した。熊谷選手をよく知る人たちは健闘をたたえた。

 熊谷選手は札幌市の「真駒内南サッカースポーツ少年団」で本格的にサッカーを始めた。当時監督を務めていた市立定山渓小学校の金野智校長(58)は「早い時間に1点を失い、PKは止められる負けパターンだった。その後、失点せず、こらえた。負けと引き分けでは全然違う」と緊迫の初戦を振り返った。

 小学校3年生で入団した熊谷選手。当時、3?6年で約80人いたチームで女子はただ一人だった。体幹が強く、周りを見る力もあった熊谷選手は、一つ上の学年に加わり、レギュラーとして活躍した。相手チームから「動きがいい選手がいますね」とほめられた。女子だと知って、「えー」とびっくりされたこともあった。

 金野さんは「試合の状況を読む力があり、いつも冷静。危ないところを防いでくれる」と信頼を寄せていた。カナダ戦でのプレーをこう評した。「忠実で、ミスも少なく、ディフェンスラインを統率していた」

 なでしこジャパンの次の相手…

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