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 東京都町田市は、市消防団(全5分団36部)の三つの部で、団員の通帳やキャッシュカード、暗証番号を幹部が預かり、市が団員個人に支給した報酬や手当を管理していたと発表した。幹部らは市に対し、懇親会などの飲食費に使用していたと説明しているという。

 22日の市の発表によると、三つの部には計32人が所属。団員には1人当たり年9万8千円の報酬や、災害時の出動報酬(1日7千円)などが支給されている。

 かつて報酬や手当は分団の口座に支給されていたが、国が2021年4月、団員に直接支給するよう通知。市は同年9月分から個人口座への支給を始めた。だが、三つの部では団員に新たに口座を開設させるなどし、通帳を集めていたという。

 以前から団員の報酬を飲食費などにあてていたとみられ、部の幹部は市の調査に、「以前と同じように確保したかった」と話しているという。

 市担当者は「報酬は団員あてに給料として払っているもの。今回の行為は不適切だ」と話し、通帳やカードを団員に返却させた。幹部が集めた額や実際の使途などの裏付けはとっておらず、さらに詳細な調査をしていくか検討中という。



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