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 Facebookの最高経営責任者(CEO)を務めるMark Zuckerberg氏は米国時間9月16日、同社初のスマートグラスを2021年に発売する計画を明らかにした。

「Facebook Connect」に登場したマーク・ザッカーバーグCEO
提供:Queenie Wong/CNET(スクリーンショット)

 Facebookは、このスマートグラスを異なるデザインやスタイルで提供するために、「Ray-Ban」などのアイウェアブランドを保有するEssilorLuxotticaと提携。同グラスはRay-Banブランドの製品として発売される予定だという。

 「製品の詳細をすべて話すことはまだできないが、拡張現実(AR)グラス実現に向けた次なるステップとなり、見た目もかなりいい」と、Zuckerberg氏は同社の仮想現実(VR)およびAR関連のカンファレンス「Facebook Connect」で述べた。

 なお、Facebookは同イベントで、VRヘッドセット「Oculus Quest」の新しいバージョンも披露した。プロセッサーがアップグレードされ、ディスプレイの解像度が上がっている。「Oculus Quest 2」と名付けられたこの新しいヘッドセットの価格は299ドル(約3万1000円)で、前のバージョンよりも100ドル安い。

 FacebookとEssilorLuxotticaの提携は、「Facebookのアプリと技術、Luxotticaの業界における主導的地位と象徴的ブランド、そしてEssilorの先進的なレンズ技術を組み合わせることによって、友人や家族とこれまで以上にうまくつながれるように人々を支援する」と、両社はプレスリリースで述べた。スマートメガネの価格、名称、その他詳しい情報は、後日発表される予定。

 Facebookはこれと並行して、完全に機能するARグラス用の技術をテストするためのプロジェクトを立ち上げる。ただし、この研究結果に基づく製品が発売されるのは数年先になる見込み。

 「今後1?2年間は、(完全なARメガネが)業界に登場したら私はかなり驚くと思う。つまり、われわれの取り組みが数年続くのは間違いない。数十年にはならないことを願う」と、FacebookのVRおよびAR関連の取り組みを統括するAndrew "Boz" Bosworth氏は米CNETとのインタビューで述べた。

 Facebookは、このスマートグラスにどのようなセンサーを装備するか、異なる光条件や天候条件の下でメガネはどのように動作するか、どのようなデータを収集しなければならないかといった問題の答えをまだ探っている状態にある。ユーザープライバシーをめぐるFacebookのスキャンダルを理由に、この製品の購入をためらうユーザもいるかもしれない。

 Zuckerberg氏はARグラスについて、「ここでの目標は、毎日装着できる普通サイズで見た目の良いメガネを開発して、身の回りの人々と共存しつつ、ホログラム、デジタルオブジェクト、情報を操作できるようにすることだ」と述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。



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