[12日 ロイター] - 米プロフットボールリーグ(NFL)の49ersは11日にラスベガスで行われたスーパーボウルでは延長戦の末、チーフスに敗戦したが、延長戦でのルールを誤解していた選手もいたという。
スーパーボウルが延長戦までもつれたのはこれが2回目。2022年3月のルール変更により、延長戦での最初の攻撃でタッチダウンを奪ってもその時点で決着はつかず、相手チームにも攻撃権が与えられることになった。
49ersは延長戦のコイントスで最初の攻撃権を選択。フィールドゴールを決めて22─19とリードした。しかしその後、チーフスにタッチダウンを決められ、22─25で敗れた。
レギュラーシーズンの延長戦では、最初の攻撃権を獲得したチームが攻撃でタッチダウンを奪えば勝利となる。
49ersのアリク・アームステッドは「プレーオフの延長戦新ルールは知らなかったので驚いた」とし、「何が起きているのか分からなかった」とコメント。カイル・ユーズチェックも「プレーオフの延長戦でのルールが違うことは知らなかった。タッチダウンを奪えば勝ちだと思っていた」と困惑した様子だった。
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