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昨年のラグビー・トップリーグ開幕戦。東芝対サントリーの試合には大勢の観客が詰めかけた=東京都港区の秩父宮ラグビー場で2020年1月12日、長谷川直亮撮影

 ラグビー・トップリーグ(TL)の先行きに暗雲が垂れこめている。6チームの選手・スタッフら計62人が新型コロナウイルス陽性と確認され、日本ラグビー協会は14日、開幕を16日から2月上旬?中旬に延期した。ラグビーは1チーム15人の多人数でプレーし、スクラム、タックルなどコンタクトプレーも多い。姿の見えない感染症への対応に苦慮するラグビー界の現状に迫った。

「結果を見て驚いているのが正直なところ」

 開幕2日前の判断だった。キヤノン、トヨタ自動車、サントリーで判明していた計44人の陽性者に続き、新たに神戸製鋼、東芝、NECの計18人が陽性と確認された。シーズン成立が困難となる状況が予想され、開幕延期と大会方式の変更にかじを切った。岩渕健輔専務理事は「できるところだけでやる議論もあったが、今のフォーマット(方式)でやっても成立が難しく、グレーで進めるのは好ましくない」と語った。

 「結果を見て驚いているのが正直なところ」と吐露したのは、10人の感染者が出た神戸製鋼の担当者だ。昨年12月末の検査…

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