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慰安婦を象徴する少女像が建つソウルの日本大使館前で記者会見する支援団体の関係者=2021年4月12日、坂口裕彦撮影 拡大
慰安婦を象徴する少女像が建つソウルの日本大使館前で記者会見する支援団体の関係者=2021年4月12日、坂口裕彦撮影

 韓国で元慰安婦の女性らが日本政府に損害賠償を求めた第2次訴訟で、元慰安婦を支援する「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連、旧挺対協(ていたいきょう))は23日、原告の請求を却下したソウル中央地裁判決を不服として、控訴する意向を明らかにした。

 正義連は今回の判決について、元慰安婦の女性の凄惨(せいさん)な経験に対し理解や共感を示さず、人権の価値を踏みにじったと批判。「反人権的、反平和的、反歴史的な判決を強く糾弾する」などと述べた。

 第2次訴訟についてソウル中央地裁は21日、主権国家は他国の裁判所に裁かれないという国際法上の「主権免除」を認め、原告の請求を却下していた。同地裁が1月に日本政府に賠償を命じる判決を出した第1次訴訟については、日本政府が控訴しなかったため、すでに判決が確定している。【ソウル渋江千春】



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