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首相官邸に入る菅義偉首相=東京都千代田区で2021年7月20日午前9時47分、竹内幹撮影
首相官邸に入る菅義偉首相=東京都千代田区で2021年7月20日午前9時47分、竹内幹撮影

 1年延期した東京オリンピックはようやく開幕するが、諸課題は依然として解決のめどが立たない。新型コロナウイルスの感染対策は徹底されず、無観客開催の弊害で東京都には重い財政負担がのしかかる。「安全安心な大会」を国際公約に掲げる菅義偉首相も、気の休まらない日々が続く。

 菅義偉首相にとって、東京五輪は「緊張の17日間」となる。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、「安全安心の大会」との国際公約が実現できなければ、国内外から批判を浴びるのは確実だ。首相が期待する政権浮揚が遠のくばかりか、秋までに行われる衆院選でも大きなマイナス材料になりかねない。

 首相は21日午後の新型コロナに関する閣僚会議で、東京都で感染拡大が続いていることを踏まえ「高いレベルで警戒し、対策を続ける必要がある。4連休となりオリンピックが始まる。国民の皆さまには、家庭からテレビで応援していただきたい」と呼びかけた。国内には五輪反対論が根強く残り、感染対策に神経をとがらせる。

 もっとも首相は、五輪自体は成功すると踏んでいる模様だ。20日に行われた米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューでは…



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