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父の英剛さんとのシャドーボクシングを披露する琉星さん(右)=大分県中津市で2021年11月24日午後4時17分、宮本勝行撮影 拡大
父の英剛さんとのシャドーボクシングを披露する琉星さん(右)=大分県中津市で2021年11月24日午後4時17分、宮本勝行撮影

 相手にパンチを当てずに戦うマスボクシングの第1回全日本大会で優勝した大分県中津市立大幡小4年、利光琉星(りゅうせい)さん(9)が24日、中津市役所で奥塚正典市長に成績を報告した。「難しかったけど勝ててうれしかった」などと話し、メダルや各部門優勝者の中の優秀選手に贈られる敢闘賞の盾を披露した。

 琉星さんはJ中津ボクシングジムに所属し、志賀年秋会長(72)や父でアンダージュニアコーチ、英剛(ひでたか)さん(45)の指導を受けている。幼い頃からボクシングに接し、小1から「チャンピオンになりたい」と本格的に取り組んでいる。

 「目の前で息子が打たれる姿を見たくない」と英剛さんはディフェンスから教え、柔らかい肩甲骨周りを生かした「長いパンチ」や、細かい足の動きで中に入ることを心がけている。オーソドックス、サウスポーの両方で戦える。

奥塚市長に優勝メダルや敢闘賞の盾を披露した琉星さん(右)=大分県中津市で2021年11月24日午後4時26分、宮本勝行撮影 拡大
奥塚市長に優勝メダルや敢闘賞の盾を披露した琉星さん(右)=大分県中津市で2021年11月24日午後4時26分、宮本勝行撮影

 マスボクシングは、1分半の試合時間で当たったと想定できるパンチを放ち、それを防ぐ技術も求められる。パンチが当たれば減点になり、「ボクシングでも本当に難しい」(志賀会長)という。

 大会は11月6、7日に宮崎県えびの市であり、琉星さんは「身長135センチ以下の小学4?6年男子」の部に出場。一つ上の階級も交えた予選リーグと、部決勝の計7試合を全勝した。当たりそうなパンチをことごとくよける姿に、審判も圧倒された様子だったという。

 市役所で、琉星さんは英剛さんとのシャドーボクシングを披露。ガードを固め、正確なパンチを放つ姿に奥塚市長も驚いていた。【宮本勝行】



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