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豊島将之八段(左)の初手で始まった王将戦第6局。右は久保利明王将=長野県松本市の松本ホテル花月で2018年3月14日午前、スポニチ・西川祐介撮影

 久保利明王将(42)に豊島将之八段(27)が挑戦、久保の3勝2敗で迎えた第67期王将戦七番勝負第6局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、長野県松本市など後援、囲碁・将棋チャンネル協賛)は14日、松本市の松本ホテル花月で始まった。

 1勝3敗とカド番に追い込まれた豊島が第5局で乱戦を制し、初タイトルへ向け逆転をうかがう。2期連続通算4期がかかる久保は、豊島の勢いを止めて防衛を目指したい。

 定刻午前9時、立会の中村修九段が声をかけて対局開始。豊島は2六歩と飛先の歩を突き、久保は3四歩と角道を開けて応じた。

 今期七番勝負では相振り飛車が3局指されたが、本局は初手で豊島が居飛車を明らかにした。2度の角交換から久保も居飛車にすることも考えられたが、久保は中飛車を選択して戦型が決まった。互いに玉を囲い、持久戦の展開になった。

 豊島は左美濃、久保は美濃の囲いになった。解説の飯島栄治七段は「後手にゴキゲン中飛車をさせない指し方を豊島八段が選んで、居飛車対振り飛車の穏やかな展開になりました。長い駒組みが続きそうです」と語った。

 豊島が41手目を考慮中の午後0時半、昼食休憩に入った。持ち時間各8時間のうち消費時間は豊島1時間11分、久保2時間。午後1時半再開。【山村英樹】



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