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2019年に携帯電話事業へ参入予定の楽天は7日、東京都内で第1号基地局の設置を開始し、安全祈願祭を開いた。三木谷浩史会長兼社長は集まった報道陣に対し、「ネットワーク構造が従来と違っており、非常に安全なものになる」と述べ、6日に大規模な通信障害を起こしたソフトバンクとの違いを強調した。
三木谷氏は、「携帯電話はライフラインになってきている」と指摘。「我々は従来とは違う非常に安定したネットワークを自動的に提供できる」として、通信障害のリスクは「より低い」と話した。また、「我々の技術力で革新的な新しいプラットフォームを作り、携帯業界に価格だけではなく技術的にも新風を巻きおこしたい」と意気込みを示した。【今村茜】